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昆知宏

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昆知宏(こんともひろ)

新潟住まいのお金相談室株式会社

コラム

月単位で考える住宅ローンシミュレーション

2019年6月10日 公開 / 2019年8月18日更新

テーマ:★失敗しない!住宅購入情報★




「買っても収支上は大丈夫ですが、
毎月赤字の状態に耐えられそうですか?」

相談者の方へ診断結果を出すときに、
こんな感じになることが続きました。

どういうことかと言うと年収に対して
ボーナスや歩合比率が多い方です。

年収から換算して無理のない借入金額は
全くもって問題がないのですが、

月々の収支は赤字になるというパターンは
意外にも多く存在します。

というのも、

中央区で土地を買って建物を建てれば
月々の返済はあっという間に12~15万円(!)

ここに固定資産税や火災保険料もかかります。

この規模の返済になると、
毎月手取り以上に月々の支払いが
多い状態になることが多く、

赤字部分をボーナスで補填する形に
なるケースが最近よく見られます。

ボーナスでたくさんもらっていれば
月単位の赤字など関係ないのですが、

意外とメンタル上は”堪える”という
話を最近よく私はしています。


1年の10か月は赤字になる



公務員の方でもこのような状態に
なることは結構多いのですが、

ボーナスで補填できるとは言え、
毎月の収支が赤字と言うのは、
気分がいいものではありません。

1年と言うスパンで見ると、
ボーナスが入ってくる時期を除くと

家計が赤字になっているわけですから
お金の心配が続くわけです。

この効果は思ったよりも大きくて、
年間収入では返済可能なので本質的には
大丈夫なのですが、

毎月毎月減っていく通帳残高を見ると
(1年のうち10回がそう)
人は思った以上にストレスを感じます。

この時、住宅ローンの負担感をあなたは
思った以上に感じることになります。

さて、これを回避するにはある方法があります。

何だと思いますか?


安易なボーナス返済は破たんへのアクセル



そう、ボーナス返済ですね。

毎月10万円の支払いでも、
ボーナス毎に20万円追加して支払えば

月々の支払いを7万円代まで減額
することが可能です。

これだったら払えそうだし、
月々も赤字にならない。

なんて素敵♪

となりますよね。

しかし年間支払額は全くもって一緒です。
これは幻想に過ぎないわけです。

ボーナス払いの怖いところは、
大前提としてボーナスは絶対出るもの
とは限らないということです。

最近は景気がいいのでボーナスは
あたかもでるのが当たり前みたいな
空気になってきていますが、

ちょっと前の不況期には、
ボーナスはガッツリ減額されたり、

そもそも職自体がなくなるというのも
ニュースでよくやっていましたよね。

(私の10代、20代の頃はそんなニュースばっかりでした)

景気とは言葉の通り”気”であり、
周期(サイクル)が必ず発生します。

現在は好景気期となるわけですが
様々な経済指標を見る限り

好景気期がまもなく終わりを迎えるのが
現在の世界経済のメインシナリオです。

つまりボーナスや歩合部分が多い方は
今後影響を受ける可能性が高く、

ボーナスに依存した住宅ローン設定は
危険度を増すことを意味します。

あなたがもしボーナス払い20万円を
していたとしたら、

その時平然なメンタル状態でいられる
自信はありますか?


理想は毎月の収入内で考える




住宅ローンで失敗しない大きなポイントは、
毎月の手取り収入内で月々の返済額に
無理が生じていないかとなるわけです。

企業としても毎月の給与を下げることは
なかなかできませんが、

ボーナスは理由を付けて下げることは
簡単にできますよね。

私もサラリーマン時代は何回か経験があります。

ボーナスとは読んで字のごとく、
あくまでも好景気、好業績時の
ボーナスなのです。

最近は世間的には高景気で、
住宅業界も活況です。

私もこの業界にいて肌で感じます。
あなたの業界はいかがでしょうか?

しかし、だからこそ、
景気サイクルが後退したときの
衝撃波が大きくなるとも言えます。

試しに10年前のニュースを見てもらうと
とても家を無理して買うような気持ち
にはならないと思うのですが、

人は10年も経てば過去のことは
完全に忘れ去ってしまうのです。

人は物事を長期的な視点どころか
中期的な視点ですら見ることが
ほとんどできません。

あなたも10年後に家計がどうなって
いるかなんて想像がつきませんよね?

2,3年後だって「?」かもしれません。

最近たくさんのご相談をいただくのですが、
正直来ていただいて良かったという方が
かなり多くなってきています。

それは自分たちで考えていた資金計画と
真実の資金計画に相違があることを
意味しています。

家を買うという決断を下すのは、
慎重しぎて損することはありません。

夫婦でじっくり話あって、
多少ケンカになってもいいから、

十分に熟慮して家づくりを進めて
いくことは大事です。

家を買ってからお金のことで、
不仲になるのは最悪な結果。

あなたにはこうなってほしくはありません。


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