豊かな人生を生きるためのライフプランを提案（1/3）

「あなたの人生はあなた自身で創り上げる」。そのためのサポートFPとして

　ファイナンシャル・プランナー（以下FP）と聞くと、「お金の専門家」をイメージするでしょう。確かに、一人ひとりのライフプランを実現するために、経済的な側面から具体的な助言を行い、サポートするのがFPの役割です。実際、FPのもとへ訪れる人は、たとえばマンションを買うべきか買わなくてもいいのか、などを含め「今後の人生をどうしたらいいのだろう」とライフプランそのものを問いかけることが多いそうです。マルサFP保険事務所の佐藤美和子さんは、2003年にFP資格を取得して以来、多くの顧客の相談に対応してきた経験を踏まえ、こう言い切ります。「ご自身のライフプランというものは、その人にしか分からないものです」

　「気づいていないかもしれませんが、みなさんの中には既に答えがあるのです。何をしたいのか、何を必要としているのか…。その優先順位を引き出し、整理して、実現するためにはどんな道があるのかを、家族構成や将来を踏まえながら提示するのが私の仕事です」。言うならば、佐藤さんにとってFPとは「自主的に自分の人生を選べるようにするサポート役」。そしてライフプランとは、人生そのものを豊かに過ごすための設計図なのです。

　「ファイナンシャル＝お金の」を肩書きに持ちながら、金融という枠に留まることなく、相談者の人生をマネジメントする、と大きく捉える佐藤さんの中には、ある信念があります。「自分の人生は自分でつかみ取って創ってゆくべきもの」。夢や希望を実現するためには、お金の事を具体的に知るべきです。今や、金融商品は国内だけの運用ではなく海外金融なども関わります。

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