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武石明プロのご紹介

“百年先まで愛される家づくり”(2/3)

研創本社

江戸幕末より受け継がれてきた“大工魂と技”

 正に今時珍しい“日本の大工さん!”といった感じだが、それもそのはず!! 武石家は、先祖代々続く生粋の大工職人。遡ること今から162年前、地元にある“福隆寺”が建立された際の棟札には、武石の名が刻まれている。そしてまた今、同寺の改修設計を武石さんが担うことに。縁が縁を呼び、代々続く“大工魂”を現代に受け継ぐ武石さん。
 「今は、ノコギリやカンナを使える大工さんが少なくなってきている。うちは、新人にはとにかく切りまくらせる。木の現物を見てその感覚を養うのが大事。紙の上じゃ分からないからね。」
 そんな彼のライフワークが、「あがの家・創生プロジェクト」。平成13年、新潟県森林組合連合会の有志により結成された「越後に生きる家をつくる会」が立ち上げたプロジェクトで、地産地消の家づくりを掲げ、阿賀の杉、安田瓦など、地元の材料で作る“新潟の風土に最高に合う新潟人の為の家づくり”を提案している。県では、“ふるさと越後の家づくり事業”として同プロジェクトを支援。全ての条件を満たすと最大で99万円の補助となる。マイホームを考えている人には耳よりな情報だ。
 どうしても太さにバラ付きがある国産材は、加工に手間がかかる。だが、「新潟の気候で育った木が、新潟の風土に合わない訳がない。」と、武石さんの言葉は力強い。

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