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家を新築・改築する時は「屋根は安田瓦を」と一言

2020年10月10日 公開 / 2020年10月24日更新

コラムカテゴリ:住宅・建物

全国各地、地場産業の活性が直近の課題です。
阿賀野市には地元の資源を活かした伝統産業が幾つもあります。
そこで、家づくりを専門職とする立場から「安田瓦」の特性を紹介します。
屋根は建物の最上部で風雨や雪、日射などの過酷な外圧に耐えなければなりません。
それには、損傷しない強度と劣化に対する性能が必要です。
屋根工法を大別すると、鉄板葺きと瓦葺きがあります。
近年の住宅市場は大手ハウスメーカー主導となり、鉄板の屋根が目立ちます。
その結果、瓦の屋根は旧式で時代遅れであるというイメージが広がりました。
ところが専門的見地から精査すると、瓦の性能・品質は遥かにレベルが高いのです。
特に「安田瓦」は科学的実験でJIS規格より高水準の性能が証明されています。
特徴は、曲げ強度が高く吸水率が低いので耐雪や凍結、防風や塩害に強い。
これらの性能により、瓦と鉄板のメンテナス費用の差は、30年で240万円になります。
「安田瓦」の発祥は190年前に始まり、現在では最新の機械化生産により品質管理も万全です。
住む人の安全・安心と資産価値の高い家が実現します。

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詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

この記事を書いたプロ

武石明

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明(株式会社研創)

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