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コラム

ある建築家から教わった「目に見えないものをデザインする」

2019年10月20日

コラムカテゴリ:住宅・建物

目を引くもの、うわべの綺麗さが良いデザインと思われがちです。
ある方の論文に「悪いデザインというものは、ごまかす事」で、良いデザインとは「見えないものまでデザインされるものだ」と教わりました。
それは何かと言えば、熱や空気、匂い、音といった「外から入ってくる豊かなもの」「心身の感触」「周辺との関係」目には見えないけれど大事なことから逃げないで考える。

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「見える化する」という言葉がありますが、表現者(設計者・つくり手)には、「見えないものを見える化する」能力が求められます。
自分たちの価値観をきちんと社会に伝えることができる人が表現者です。
建築は様々な要素が混然一体となってハーモニを奏でるもの。
写真に写らないものでも、実物で分かってしまう。
見えないものを侮ってはいけない。

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毎日コンピュータと睨めっこしているだけでは、何時まで経っても見えてきません。
まずは、生活態度を改め、習慣を変え、感受力・気づき力を磨くこと。


詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

この記事を書いたプロ

武石明

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明(株式会社研創)

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