構造設計者として問われるプロの力量と責務

2019年6月20日

コラムカテゴリ：住宅・建物

家に求められる価値・魅力とは、快適省エネ・利便・見栄え・等々、これは当然です。

但し、忘れてならないコトは、家は構造物であり人の生命と財産を守るモノ。
そこで重要なのは構造設計です。

この行為は力学的側面と同時に、建築計画や材料科学にも目を向けなければなりません。

考慮すべき重点項目は、①安全、②機能、③費用の3点です。

「安全」性とは、自然現象から人の健康と生命を守る度合い。

「機能」性とは、家庭生活を豊かにする度合い。

「費用」性とは、上記の項目を実現するための金銭的なコントロールです。

これらは、家を求める人によって、優先順位がそれぞれ異なります。

その要望に応えるには、言われたコトを鵜呑みにしてはなりません。

かと言って、一方的な押し付けも良くありません。

長年暮らして「ああ、やっぱりあなたに頼んで良かった」と言われてこそ「プロ」。

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。