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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

子どもの可能性を拡げる言葉とは

松尾肇浩

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テーマ:#子どもの未来

言葉は本当に難しいものです。

些細な一言が人を傷つけることもあれば、些細な一言が人を助けることもあります。

以前、保護者の方々への育児講演会でお話したことがあるんですが、ちょっとした工夫だけで言葉の印象は

180度

変わります。 今日はそれをお伝えしますね。

1つの言葉を引用します。
「がんばる」です。 この言葉に2つの文末を付けます。

①がんばりな

さい


②がんばってる


もちろん伝えようとする心情が異なるので、一概には言えませんが、「さい」と「ね」又は「か」を使い分けるだけで印象は変わります。

行きなさい!   行こうか!   行こうね!

食べなさい!  食べようか!  食べようね!

早くしなさい! 早くしようか!  はやくしようね!

片づけなさい!  片づけようか!  片づけようね!

どのタイプも、「してほしい」という思いは同じはずです。

語尾をどのような文末表現で終わるかで、受け取り方が変わり「じゃあ、しよう」と思ってくれるのであれば、「か」「ね」を使ったほうが絶対にいいです。

そしてそれは相手だけでなく、言う側の表情や言葉から伝わる心情にも影響します。

「食べなさい」という表情と・・・・

「食べようか」という表情・・・

単純に笑っているのはどちらでしょうか?  相手の気持ちを理解しようとするのはどちらでしょうか?

昔から言葉は、言霊と言われます。  言葉を使うのではなく、言葉を遣うことに意識を向けたいですね。

それはあなたにも、それを聞く相手にもいいことであるということだけは忘れないでほしいと願います。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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