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松尾肇浩

子どもの主体性を育むため、気持ちに歩み寄る保育のプロ

松尾肇浩(まつおもとひろ) / 保育施設の運営

社会福祉法人 正道会

コラム

思春期との向き合い方

2023年5月25日

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

思春期とは大体8歳から17,18歳ぐらいまでの時期に訪れる子育てにおいて非常に大変な時期です。

急に素直じゃなくなった
いうことを聞かない
自分のことを言わなくなった
文句が増えた
「バカ」とかの暴言が増えた
食事を一緒に取らなくなった
などたくさんです。

今まではそうじゃなかったのに・・・と頭を悩ませんることも多いですが、思春期は誰にでも当たり前に訪れるものです。

正面からぶつかると、育児のストレスもマックスを迎え、心身ともに疲れてしまいます。

では思春期をどう捉え、向き合うことが望ましいのでしょうか?

まず思春期のメカニズムですが、簡単にいうと育児がダメだったわけでも、親のせいでもなく、子ども自身の心と体が大人に近づくため、自立するための準備期間として起こるものであるという認識をもってください。 

そう考えると、「楽」です。育て方のせいではないんだというだけでも◎です。

では向き合い方ですが、これといって正解はないのですが、揺れ動いている時期だということを考えると、
「機嫌がいい時」は、チャンスと捉え、たくさん会話すること。
逆に「機嫌がわるい時」は、「今じゃない」と捉え、控えめに距離を置き、嵐が過ぎるのをただひたすら待つ。

つまり状況に応じた適切な距離を取るということです。

時にじっくりと、時に冷静に関わり続けることで思春期はやがて終わりを迎えると、以前のような「春」が訪れます。

我が家も思春期の子どもがいますが、今は「春」です。先日も母の日にカーネーションをプレゼントしていました。

今は玄関先においてあります。帰宅するたびに「思春期の嵐」を思い出し、妻も私も地道にじっくり関わったことを誇りに思います。 そして何より、嵐を終え、春を迎えた息子も私たちの誇りです。ともに嵐を乗り越えた先に感じる信頼関係ともいうのでしょうか?

思春期でお悩みの方、育児でどうしていいかわからない方がいれば、気軽にご相談ください。 経験からお伝えできることは星の数ほどありますから!



 

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