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コラム

月次決算の手順と一連の流れについて

月次決算の重要性

2017年1月23日

月次決算をすることは、会社の利益を詳細に確認することにつながり、経営管理に欠かせません。

今回はその流れと、代表的な資料についてご紹介します。

月次決算のながれ

月次処理の流れは以下のようになります。

(1)現金・預金の残高を毎月確認します。
帳簿残高と合わない場合はその原因をきちんと追究して修正処理を行います。

(2)月末における在庫金額を確定するため、月次棚卸高の確定を行います。
月次決算では実地棚卸を省略することも可能ですが、その場合は棚卸管理手続きが管理されていることが条件となります。

(3)仮勘定の整理を行い、仮払金や仮受金などの仮勘定を適正な科目に振り替えます。

(4)経過勘定を計上します。
年次決算時には、未払い費や前払い費の把握に時間を費やすことになりますので、月次決算において経過勘定の計上を行うことで、対象項目や計上基準をあらかじめ設定しておくができます。

(5)減価償却費などを計上します。
これら期末未確定費用は年間費用を見積もり、その12分の1の金額を月次費用として計上します。
ほかにも賞与、固定資産税、年払いの生命保険料・損害保険料、労働保険料といった費用も月割計上処理するといいでしょう。

(6)月次資産表を作成します。

(7)月次業績報告を行います。
前年同期実績と比較できる分析資料を作成するなどで経営状況を把握できるようにします。

月次報告資料の例

月次報告資料では予算実績対比表と前期比較表を作成することが一般的です。

これらの資料から会社の状況をきちんと読みとることができますので、経営管理に役立てることができます。

【予算実績対比表】
予算実績対比表を作成することで、予算を達成できているかどうかを確認することができます。損益目標や売上分類別の目標に対して、達成率や差額が認識できます。

【前期比較表】
前期比較表では、当期実績(単月・累計)と前年同月(単月・累計)を比較して差異分析を行うことができますので、当期の営業成績の状況を把握することができます。

また、支店や部、課ごとに予算実績対比表や前期比較表を作成することで、より詳細に経営状況を把握することができます。経営者が各部の責任者などの業績評価にも活用することができます。

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