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コラム

月次決算の目的と早期化するメリットとは?

資金調達の基礎知識

2017年1月21日

経営者のみなさんが、会社の業績や経営上の問題を正確に把握することは、簡単なようで意外とハードルが高いと言えるでしょう。

会社の業績を正確に表す鏡ともいうべき決算書により、会社の問題点や課題をいち早く把握し、早め早めの業績改善を図りましょう。

月次決算をすることで経営のリスク管理が可能に

決算と聞くと、年次決算を思う方が多いかもしれませんが、事業年度末に行う年次決算とは別に毎月行う月次決算があります。毎月行うのですから、年間12回の決算書を作成することになります。決算書といっても年次決算で作成する正式なものではなく、月次試算表といわれる簡易なものを作成します。

年次決算は、企業の1年間の利益を集計をし、翌期に繰り越す資産や負債額を確定することを目的に作成され、株主や債権者、また税務署などに提出する必要があります。いわば利害関係にある外部に向けて作成する要素があります。

月次決算の目的は、月ごとに営業成績や財政状況を明らかにすることができるため、経営者は早期に経営の現状を把握し、問題があれば迅速に対策をとることができます。まさに内部、経営に携わる人のために作成するものと言えるでしょう。

一年に一度作成する決算書より、毎月行う月次決算には鮮度がありますので、経営の実態をつかみやすいというのも大きなメリットです。
毎月、確実に会計数値を出し、時系列で見ることができる月次決算書で経営のリスク管理を行うことも可能になります。

月次決算を早期に行うことでPDCAの最適化を目指す

月次決算を行う目的は、前項でお伝えした「早い段階で経営状況を把握して迅速な対策をとれる」ということのほかに、「年度の売上高、営業費、純利益の進捗管理」「年度の最終利益を予測し、早い段階から決算対策をする」「帳簿整理を毎月確実に実施することで年次決算の基礎にする」などがあげられます。

事業の生産活動を支える「PDCA(Plan・Do・Check・Action)」という言葉あり、
「P=Plan(計画を立てる)」
「D=Do(実行)」
「C=Check(評価)」
「A=Action(改善)」

と企業活動の4つのサイクルを指します。

月次決算署をきちんと作成することで、この4つの流れの中で起きている問題点をいち早く発見し、改善できるということになりますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

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