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藤澤眞司

太陽熱温水器を暮らしに活かす自然エネルギーのプロ

藤澤眞司(ふじさわしんじ)

株式会社 日本ソーラーシステム長野

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コラム

太陽熱温水器「サナース」

太陽熱温水器の製品

2016年4月13日

寺田鉄工所の太陽熱温水器は、強制循環式の「ソルテック」、熱交換式の「サントップ」、そして自然循環式の「サナース」の3タイプが揃っています。今回はその中でも最もシンプルな自然循環式の「サナース」をご紹介します。

自然循環式は構造もシンプルです。「サナース」も、それほど難しい作業もなく簡単に組み立てることが可能です。また温められた水は自然落下式で出湯するため、低コストで導入できるタイプの太陽熱温水器です。

お風呂のお湯張り利用が基本となる「サナース」の概要

「サナース」は、集熱部は真空管型を採用しています。平板型に比べ、外気温の温度差に左右されにくく、冬場でも集熱がしやすいという特徴があります。貯水槽は集熱部と一体型です。

貯水槽の容量は、155Lと230Lの2種類が用意されています。

「サナース」はお風呂のお湯張り利用が基本となりますが、最近の一般的な浴槽の容量は200Lから300Lです。そのため155Lだと少し少なく感じるかもしれません。

しかし、例えば2人以上で浴槽に入る場合は、200Lまで入れる必要はありません。ご家族の人数や、大人だけの世帯なのか子どもがいるのかなど家族構成によっても最適な容量は変わってきますので、その辺りを勘案の上、最適なサイズを選択してください。

「サナース」は傾斜屋根用が2種類。平置架台用が2種類の計4種類あります。平置架台用は、屋根の強度などの問題によってどうしても屋根上に設置できない場合に便利です。ただし出湯方式が自然落下式のため、平置架台用であってもやはり地上ではなく、ある程度高い位置に設置する必要があります。

真空管型の高い集熱効果

「サナース」はシンプルな構造で、低コストで導入が可能なタイプではあるものの、集熱部には真空管を使用した高いコストパフォーマンスを誇る機器です。

155Lタイプは20本。230Lタイプは28本の真空管が使用されています。真空管型の特長は効率の良い集熱と保温性能です。

二重ガラスの間に真空層と選択吸収膜を設けたガラス管が、真空層による断熱効果の恩恵を受けます。これで、選択吸収膜で得る太陽熱エネルギーを逃がすことなく集熱します。

低コストで太陽熱温水器を導入したい方に最適な「サナース」

「サナース」を導入する一番のメリットは、やはり低コストでありながら高性能であるというコストパフォーマンスの良さです。また組み立てが簡単なことも、余計な費用がかかることがないという意味では大きなメリットといえます。

ただし出湯方式が自然落下式のため、必ず高いところに設置しなくてはならないということ。そして水道直結ではないので、給湯器へ直結できず、別途、単独の水栓を設ける必要はあります。

また用途がお風呂のお湯張りに限られるため、シャワーやキッチンなど他の用途でも使いたいという場合は、他のタイプを選択することをおすすめします。

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