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藤澤眞司

太陽熱温水器を暮らしに活かす自然エネルギーのプロ

藤澤眞司(ふじさわしんじ)

株式会社 日本ソーラーシステム長野

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コラム

太陽熱温水器の普及率

太陽熱温水器の概要

2016年3月28日 / 2016年6月29日更新


総務省は5年に1度「全国消費実態調査」を行い、結果を発表しています。現在、最新のものは平成26年度版になります。その中で、主要耐久消費財の保有状況について取りまとめた結果を見ると太陽熱温水器の普及率は3.4%(二人以上世帯)となっています。

今回はこの結果に関してさまざまな統計データから詳しく見ていきます。

50代以上、6人以上世帯の普及率が高い太陽熱温水器

この統計データを年齢別、世帯人数別、延べ床面積階級別の普及率で見てみます。太陽熱温水器が最も普及している年齢層は60代で4.8%。次いで50代の4.1%となっています。40代が2%、それ以下の世代では2%以下となっているため、50代以降とは倍以上の差があります。

世帯人数別で見ると、6人以上の世帯での普及率は6.1%と高い数字になっています。5人以下の世帯では3%台ですから、これもほぼ倍近い差があります。また延べ床面積階級別に見ると、太陽熱温水器は150㎡以上が6.5%と高い普及率になっています。

ちなみに今回の統計データにはありませんでしたが、前回(平成21年度)調査では、九州、沖縄、中国、四国地方での普及率が13%以上となっています。

これは他の地域の平均約4.5%比べ極めて高い結果となっています。仮に今回もその結果と変わらないと考えると、太陽熱温水器は先述のエリアで50代以上、6人以上の世帯で、150㎡以上の広い延べ床面積の家屋で最も普及しているといえます。

太陽光発電の普及率は6.6%

同じ自然エネルギーを利用した太陽光発電の普及率は6.6%と、太陽熱温水器を上回っています。ちなみに前回の調査では太陽熱温水器が6.2%。太陽光発電機が1.6%でしたので、太陽光発電が太陽熱温水器を普及率の上では追い越した形となっています。

太陽光発電の普及率が高い都道府県を見ると、太陽熱温水器同様に中国・四国・九州が高くなっていますが、中部から関東にかけてもそれと変わらないぐらいの普及率となっています。太陽熱温水器においても、普及を進めて行くにあたり中国・四国・九州以外の地域でもっと認知を上げる必要がありそうです。

省エネに対する意識は年々高まっている

LED照明や高効率給湯器など省エネに関わる機器の普及率が上がっていることからも、5年前に比べ省エネの意識が強まっていることは間違いありません。

そんな中、太陽光発電の認知、普及が上がっているのも関わらず、太陽熱温水器の普及率が下がっているということは、省エネだけに留まらず、自然エネルギーの有効活用といった面から見てももったいないことだといえます。

私たちひとりひとりが、自然エネルギーを今まで以上に有効的に活用しようという意識を強く持つためにも、太陽熱温水器に改めて注目してみてはいかがでしょうか。

太陽光発電の普及が収まりつつある今、太陽熱温水器の普及が再燃しております。弊社では、昨年40台の設置をしております。今年は100台の設置を目標に奮闘中。確実な成果をあげております。

太陽熱温水器の組み合わせ事例

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