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中嶋幸子

実績に裏づけされた営業、交渉技術コンサルのプロ

中嶋幸子(なかじまさちこ) / 営業コンサルタント

ワタシイズム

コラム

交渉人「桃田太郎」第7章 交渉スタート

2020年2月14日

テーマ:交渉ドラマ 「交渉人桃田太郎」

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 会話術企業研修人材育成 研修

第7章 交渉スタート

鬼島「あれは偽物だとおばあさんにお伝えしたはずですがねえ」
桃田「ほう・・本当に偽物ですかね?」
桃田は鬼島を睨みながら、低い声で言った。
桃田「おばあさん、あの証明書も付けて鬼島さんに売ったんですよね」
祖母「おおそうじゃ!その時あの紙を見たはずじゃ」
桃田の祖母は、震えながら叫んだ。
桃田「鬼島さん、この商売をしていながら、祖母を騙してたった5,000円で買い取るようなことを、よくもしてくれましたね」

桃田は雉沢を見て、調査結果を話すように促した。
雉沢「はい。私はシャネルのショップやリサイクルショップで相場を確認しています。あのシャネルブランドの時計はとても人気があって、ショップの販売価格は10~12万円。
リサイクルショップの買い取り価格は、4~6万円。販売価格は5~7万円です。ここに資料があります」
そう言って、雉沢は資料を鬼島の前に置いた。
鬼島はそれをちらっと見たが
鬼島「それでは、桃田さん、あの時計は7万円でお売りしますよ」
桃田「冗談はやめてくださいよ鬼島さん。あなたはいつもそんな商売をしているんですか?5,000円で買ったものを7万円で売る?悪徳商売にもほどがある」
鬼島「何といってもらっても構わん。あれはもうこちらのものです。そんなに必要なら7万円で売ろう」

桃田は鬼島を睨みつけた。こんな理不尽な交渉はあり得ない。
次の交渉の言葉を考えた。

つづく

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