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岡本洋平

中小企業の「SDGs経営」導入・支援に特化したプロ

岡本洋平(おかもとようへい) / 中小企業診断士

SMEビジネスコンサルティング合同会社

コラム

SDGs伝道師育成

2020年10月12日

テーマ:SDGs

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 経営戦略

先週、SDGs伝道師育成のファシリテートを行いました。
16社の企業が参加してくださり、時間の都合上自己紹介と課題の共有まで実施しました。
そこで得られた課題は各社とも共通したものでした。

この記事ではSDGsに取り組むにあたっての課題を考察していきたいと思います。



内の課題

今回のプロジェクトで最も多い課題だったのが、「SDGsを社内に浸透させるのが難しい」という声でした。
SDGs推進企業に登録している企業でも浸透が難しいということは、それだけSDGsの取り組みを継続させるのが難しいとも言えます。

この課題は一朝一夕で解決できるものではありません。
なぜなら、社内への浸透は短期で効果を上げるのが難しいからです。
例えばコミュニケーションや理念の共有は、一週間やそこらで改善するものではありません。

だからこそ、様々なことに取り組みながら成果を図っていくことが重要です。
私がお勧めするのは「見える化」ですが、これもコミュニケーションが欠如していると「共有」までつなげるのは難しいです。

外の課題

次に多かったのは「SDGsのメリットが乏しい」、「コストを転嫁できない」といった課題でした。
実はここがほとんどの企業にとって課題となっている部分です。
SDGsに取り組んでいるからといって、すぐに顧客が価値を認めてくれるわけではありません。
従って、コストだけ増えてしまい収益面で大きなデメリットとなります。

この課題を解決するには、SDGsの取り組みを顧客にとっても価値のあるものにしなければなりません。
例えば5S活動でSDGsに繋げるといっても、多くの企業では既に取り組んでいるかもしれません。
では「そもそもゴミを排出しない梱包」に取り組んだ場合はどうでしょうか。
顧客にとっても「ゴミが減る」ので、新たな価値と言えるでしょう。

これを実践しているのが、みなさんもお馴染みのAmazonです。
Amazonでは梱包資材のリサイクル率を高めるため、様々な取り組みを行っています。
これだけ見ると大企業だからこそ出来ると思われるかもしれませんが、中小企業でも工夫ひとつでゴミを減らすことができます。
例えば私の地元である千曲市では、ワイシャツで有名な企業がプラスチック製留め具の回収を始めました。
これだけでもニュースになりますし、コスト削減という副次的効果にもなります。

「おかしい」を解決する

SDGsの取り組みは、「おかしい」と思うことを解決するようにすれば上手くいくことが多いです。
皆さんの周りにはどのような「おかしい」があるでしょうか?
それは業界の慣習であったり、売り方であったり、取引先とのつきあい方であったり。
「おかしい」と思うことは、他の誰かも「おかしい」と考えています。
そういった価値観の共有から新しいつながりが生まれ、そしてSDGsの取り組みが進んでいくようになります。

今回のプロジェクトである「SDGs伝道師育成」は、まさにそのような価値観の共有を図り、横のつながりを築いていくものとなるでしょう。

 
 
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