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山岸裕始プロのご紹介
多様性を認め共に育つ環境が、地域を発展させ心豊かな子どもを育む(3/3)
何かをやりたいと思っている人の力になりたい
「みらいく保育園」は、各園が「自由で自立した組織」だと山岸さんは言います。「統一した“規則・マニュアル・指針”はありますが、行事や保育の仕組み、保護者との関わり方は、各園に任せています」
自分で考え、実践していくことに、最初は抵抗があり不安だった保育士さんたちも、園児や保護者のためにどうしたら良いかを考え、工夫していくことが次第に楽しくなっていったそうです。現在は、各園の取り組みを共有化し、意見交換する中で「自分たちの園も負けていられない」と互いに切磋琢磨するようになりました。「大切なのは、互いの違いを認め、自分とは違う考え方に耳を傾け、協力し合っていくという姿勢です」と山岸さんは言います。
責任とやりがいを持って働いている職員たちが、“みらいくの財産”になっているそうです。
多様な取り組みは「食」にも現れていて、「生産者の顔が見える食材」という全園の基本方針の下、園ごとに農家と提携し給食を提供しています。バイキング給食を導入している園もあれば、地域の農家さんに指導していただきながら、園の畑でジャガイモ、なす、ピーマンなどさまざまな野菜を育て、園児自身が草刈りや収穫をして給食に出している園もあります。自分で収穫した野菜は子どもたちにとって特別なものです。給食参観で、家では食べない野菜を、自分からもりもり美味しそうに食べている姿を見て、励まされるお母さんも多いといいます。「地域に開かれた保育事業を通して、何かをしたい、始めたいという人たちの応援をしたい」山岸さんの想いは、確実に形となって豊かな“まちづくり”に繋がっています。
(取材年月:2020年1月)
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