アロマの楽しさを伝え、心と体を健康に（2/3）

楽しみながら健康に導くアロマの魅力

　高山さんは、もともと長野県内の大手企業に約30年勤務し、会社の中でキャリアアップを目指して仕事をしてきました。しかし、46歳の時、「大きなストレスを抱えたまま定年を迎えるのはもったいない。人生の折り返し地点にたった今、残りの人生は好きな仕事をしたい」と思い、アロマの勉強を始めました。仕事をしながら東京のスクールに約3年通い、資格試験を受験した高山さん。学べば学ぶほど楽しく、アロマを使うことによって自然治癒力を高め、健康に導いてくれる点にも魅力を感じました。資格試験合格後は、アロマセラピストの資格を取得するために全身をトリートメントのリポートを30症例提出。同時に産業カウンセラーの資格を取得し、2017年より開業しました。

「アロマは、良い香りを楽しむだけではなく、積極的に使うことで楽しみながらも健康になれるのがすばらしいと思いました。私自身も、アロマによってイライラがおさまったり、眠れないときにラベンダーを枕元に置くとぐっすり眠れたり、実感することもたくさんありました」

　現在、高山さんは、「AEAJ アロマテラピー検定対応コース」「AEAJ アロマハンドセラピスト資格対応コース」「yuica認定日本産精油アドバイザーコース」と3つの講座の講師も務めています。試験対策だけではなく、アロマの楽しさを自身に役立てる方法、アロマに興味を持った人が使い続けられる技術や楽しさなどを伝えています。

「自分で何か勉強を始めたいと思ってこられる人が多いですね。前向きにやる気を出すための第一歩として、チャレンジしていただけるとうれしいです」

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