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コラム

住宅性能のみえる化

住宅

2013年5月21日 / 2013年5月22日更新

例えば車を購入する時
私も含め、みなさん、その車の持つ性能・仕様を見ると思います。

大きさはどのくらい?何人乗れる?エンジンは何cc?燃費はどうかな?

これは、買う立場の私に、その車を、どういう目的で使うのか、なにを必要としているのか という条件があるからです。

じゃあ、住宅は…?
旧来、住宅の性能を、客観的に数値で、同じ指標に基いて示すという事は、あまり積極的にされてきませんでした。しかし一般の人にはあまり知られていませんが、2000年に品確法という法律が定められ、その中で「住宅性能表示」という制度が出来ました。住宅に求められる性能の一部について、一定の指標によって数値化(等級化)されるシステムが出来たのです。
この性能表示制度というのは、「良い仕事してます」とか「一所懸命やってます」という曖昧な指標ではなく、一定基準に従った、客観的な評価がされるシステムです。「長期優良住宅」なども、この指標を採用しています。

私自身、住宅性能評価員として、いろんな物件の評価に関わっているのですが、こういう、一般の人にも数値で建物の性能が示されるシステムというのは、大きな意味のあるものだと思っています。作る側の人間としては、責任をもって一定水準の性能を持った住まいを提供する義務感が生まれ、意識が高まり、日本の住まい全体のレベルが上がっていくと良いなと思うからです。

住まいの性能というものは、あくまで手段であって目的ではありませんが、これから新たに住まいを建てる方には、ぜひ意識してもらいたいポイントだと思います。

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