マイベストプロ宮崎
常盤直孝

スポーツ選手や働く人の身体の不調を調整するトレーナーのプロ

常盤直孝(ときわなおたか) / 理学療法士

フィジカルケア宮崎

コラム

肩甲骨のトレーニングと動き

2021年5月17日 公開 / 2021年5月18日更新

テーマ:肩甲骨トレーニング

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: パーソナルトレーニング肩こり改善五十肩 予防



肩甲骨の筋機能と全身への影響

 肩甲骨の機能は、肋骨の上に浮いている船というイメージをすると分かりやすいとお話ししました。肋骨の上を自由に動ける環境でなければ、肩凝りや肩の痛み、肘や手関節周囲の痛み、腰や股関節、膝関節の痛みに影響を与えることもあります。肩甲骨周囲の筋機能が変化すると、肩関節や肘関節、手関節などの上肢の筋機能が変化するだけでなく、股関節や膝関節、足関節の筋機能も変化します。肩甲骨の自由度を増し、肩甲骨周囲の筋機能を改善することは、全身のコンディションにも影響を与えます。

肩甲骨の可動範囲を確保する



 肩甲骨の動きは、おおまかに写真のように動きます。上方①と下方②、内側③と外側④、上向きの回旋⑤と下向きの回旋⑥の6方向です。肩甲骨が本来あるべき位置は、人によって違いはありますが、だいたい決まっています。肩甲骨の内側は、背骨に対してハの字になるような、肩甲骨の下側が上側に対してやや広い位置にあります。この位置が、高すぎても低すぎても、外側に行きすぎていても内側に向きすぎていても、肩凝りや筋出力低下などいろいろな問題が生じる可能性があります。肩甲骨の位置と動きは、非常に重要なのです。

ただ動かすのではなく、正しく動かす


 肩甲骨の動きは、上記のいろいろな方向で確保しておく必要がありますが、特に写真の方向の動きを、しっかり確保しておくことは、重要であることが多いです。すべての人にというわけではありませんが、先日お知らせした肩甲骨の位置異常がある方は、効果的である可能性があります。特に痛みのあるか方は、筋肉が正しく機能しておらず、きちんと動いていないことがあります。肩甲骨の動く方向を意識し、全可動域にわたってしっかり動くように、「運動」ではなく「エクササイズ」を意識して行って下さい。

弊社では、こうした位置異常のある方のエクササイズの指導や動きの問題点を解決するためのアドバイスも行っております。興味のある方は是非ご連絡下さい。

この記事を書いたプロ

常盤直孝

スポーツ選手や働く人の身体の不調を調整するトレーナーのプロ

常盤直孝(フィジカルケア宮崎)

Share

常盤直孝プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-3667-8350

 

施術中は電話を取れない事もあるため、折り返しご連絡します。メールやホームページ、お電話でご予約の上ご来店下さい。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

常盤直孝

フィジカルケア宮崎

担当常盤直孝(ときわなおたか)

地図・アクセス

常盤直孝のソーシャルメディア

instagram
Instagram
youtube
YouTube
2020-08-18
facebook
Facebook

常盤直孝プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ宮崎
  3. 宮崎の美容・健康
  4. 宮崎のマッサージ
  5. 常盤直孝
  6. コラム一覧
  7. 肩甲骨のトレーニングと動き

© My Best Pro