豊富な開発経験をもとに、クリエイター的視点を持つシステムエンジニアを育成（1/3）

未経験から即戦力となる技術者を育て、社内のIT担当者に

　システムエンジニアの育成に力を入れる「ライフプランニング」代表の雲山悟康さん。法人・個人問わず、未経験者や中堅層を対象に、ITスキルの向上をサポートしています。
　
　同社のスクールや職業訓練学校などの講師業を通して、未経験から多くのエンジニアを輩出してきた雲山さん。「社内にIT担当者がいない中小企業は多いです。自社サイトの管理やシステム導入などを任せられる専任者がほしいという声に応えます」と強調します。

　指導は、テキストに頼らず実践を重視。「ホームページを立ち上げよう」など目標を設定し、手を動かす中で足りない知識を自ら認識してもらいます。約30年に及ぶ自身の実務経験から、つまずきのポイントを熟知。その時々でヒントを与え、ノウハウの習得へとつなげます。
　「今はインターネットなどで、知りたい情報は自分で得られます。分からないことがあっても、自ら解決できる力を養います」

　IT関連企業の経営者からよく挙がるのが、「自由な発想で成果を出せるメンバーがいない」という課題だそう。
　「技術があっても、言われた通りに業務をこなすだけでは、さらなる成長は見込めません。プロジェクト終了後、次も呼ばれるのは、自分で考え、新たなモノを生み出せる人材。インターネット上の仮想空間〝メタバース〟なども取り入れ、アイデアを形にするクリエイターの視点を持つエンジニアを育てます」

　中小企業の社員教育として、厚生労働省の在職者訓練など制度利用も提案。ネットワーク、データ活用における生産性向上支援訓練の実施機関として登録しています。

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【次ページ】オリジナルのSNSメタバースを構築し、会員制サービスとしてリリース

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