イザという時の「税務調査」に安心かつ困らない対策を（1/3）

未経験者には不安だらけの税務調査への対応

　おそらく、規模の大小に関わらず企業経営をされている方、個人事業主の方々の中には毎年頭を悩ませている方もいるであろう『確定申告』。申告書の提出が済むとホッとするものですが、その後「まさか」のタイミングで訪れるものが『税務調査』です。

　「税務申告をされている方を対象に、その申告内容が正しいのかどうかを調べるのが税務調査。税務署には国税を調査する権限があり、基本的には納税者はその調査を断れません。しかし調査を受けても、税務署にどのように対応したらよいのかわからないという方がいるのも事実。私どもの事務所にはそういう方からの相談もありますね」とは宮崎市内で税理士事務所を経営する川越孝幸さん。

　通常の会計業務のほか、税務調査の際にもアドバイスや支援を行うのが税理士の仕事ですが、例えば、納税者によっては昼間の時間帯に対応できない＝夜しか動けない方や、ストレスやプレッシャーを感じている方、また、仕事に集中したいという方などには、決算から申告までを行える税理士の存在はとても有難いもの。年間を通してお任せしておけば、年に一度の申告もスムーズに行えるというわけです。

　「実際に私どものお客さまで税務調査が行われた企業もございますが、事前に請求書等をこまめに見ているので、税務署からの指示へも、アフターフォローもしっかり対応できました」と川越さん。しかしただ単に「必要書類はすべて揃っているし、税理士もいるから安心」と単純にいかないのも税務調査の難しさ。その点、川越さんには自身の経験と知識からくる調査対策への自信があるといいます。

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