藤木玲プロのご紹介
ホームドクター兼、呼吸器系の病気のスペシャリストとして(2/3)
喫煙者で息切れ、せき、たんが出る人は病気の可能性あり
2020年には世界の死亡要因の3位に入るのではないかといわれているCOPD。COPDとは気管支が狭くなったり、肺に空気が溜まって新しい空気が吸えなくなってしまう、タバコの煙に含まれる有害物質が原因の生活習慣病です。どんな人がかかりやすい病気かというと、ずばり“タバコを吸っている40代以上の方”です。「COPDの具体的な症状としては、動いたときや階段の上り下りで息切れがしたり、風邪でもないのにせきやたんが続いたりします。でもタバコを吸っている方に元々ありがちな症状なので、病気だということに気づかない方が本当に多いんです。そこが歯がゆいところです」と藤木先生。ゆっくり、少しずつ症状が出ていくために、症状に慣れてしまうこわい病気でもあります。
「症状が進むと少し動くだけで息切れしたり、ゼーゼー、ヒューヒューするので、動くことを自ら制限するようになります。動かなくなると筋力が弱ってさらに動けなくなりますし、また多くの生活習慣病を併発しやすいことも知られています。さらに重症化すると死に至るケースもあります」
COPDかどうか簡易的に診断するのは縦20cm横30cmくらいの大きさの、息を吹いて検査する機械を使いますが、この機械自体の普及がまだまだ。それに約530万人の日本人がCOPDをもっているといわれているのにも関わらず、治療しているのはそのうちのたった22万人のみというのが現状だそう。でも宮崎には藤木先生という呼吸器のスペシャリストがいます。「もしかして…と思う方はぜひ一度、診察を受けていただきたい」といいます。「COPDの治療の第一歩は禁煙です。実は以前は自費治療だった禁煙治療ですが、今は保険が使えるようになってより多くの方に取り組んでいただけるようになったんですよ」とうれしいニュースを教えてくれました。
<次ページへ続く>
藤木玲プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。