植木徹郎プロのご紹介
地元に根差し地域と共に歩んできた瓦と屋根工事の専門会社(2/3)
手を抜かず基本の技術と知識へさらに磨きをかける
耐久性の面において他の屋根材と一線を画す瓦。その瓦で葺いた屋根は10年おきの点検、30年おきのメンテナンスを行うことで、50年、60年を超えても美しい状態で残ります。
「自社の仕事が残る、見えるのはうれしいことだと感じますし、それがこの仕事の魅力ですね。車で道を走りながらでも『あ、あれはうちがやった屋根だ』と分かります。以前、松島の円通院さんの屋根をやらせていただいたんです。紅葉の時季などに友人がSNSで円通院の写真を上げているのを見て『それうちの屋根だよ』なんて言うこともあります(笑)」。
そのようにして長年残っていく仕事だからこそ手抜きはできない、と話す植木さん。そこには、歴史の長い会社ならではの責任と誇りが感じられます。たとえば、屋根を葺く上でいちばん重要なのは雨の流れを考えること。その中でも〝谷〟と言われる合わせ目は、職人の技術の差が出るところだと植木さんは言います。「屋根に降る雨をしっかり流すというのは、屋根のもっとも大事な役目のひとつです。家が建っている土地の形によっても屋根の形は変わりますから、現場ごとに大工さんたちとも相談しながら臨機応変に修正して、最終的に雨どいへ雨がスムーズに落ちるようにおさめる。そういった基本の技術や知識を常に磨きながら、昔ながらの屋根作りを大事にしていきたいと思っています」。
<次ページへ続く>
植木徹郎プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。