齋藤拓生プロのご紹介
弁護士に相談して、トラブルを未然に防ぐ(2/3)
“自分の目で見て”依頼人の立場に…
齋藤弁護士が弁護士を目指したのには、尊敬する叔父さまの存在がありました。「地域の世話役をしている叔父で、尊敬していました。その叔父から、“いろいろ困っている人がいても、親身になってくれる弁護士が少ない。弁護士になって、世のため、人のために役立つ人間になって欲しい”と小学生のときに言われました。それから漠然と弁護士という職業を目指すようになり、法学部に入って司法試験を受験することになりました」。
こうして弁護士となった齋藤弁護士には、今も忘れられない事件があります。「じん肺の集団訴訟で、弁護団の一員に加えてもらったんです。宮城県には細倉鉱山があって、そこで働いていた人たちが、粉塵を吸い込んで体調を悪くし、最後は肺がボロボロになって亡くなっていく。一生懸命働いていた労働者に対し、会社はマスクの支給も散水も十分に行わず、安全配慮義務を怠ったんです。会社のほうは“やることはやったのに、労働者がやるべきことをやらなかった”と反論する。被害者のみなさん、昼間はけっこう元気そうに見える。でも、夜になると痰が絡んで咳き込み、眠れなくなる。私たち弁護士も手分けして被害者のみなさんのところに泊まり込んで、実際どれだけ大変な状況なのかをビデオ撮影しました。そのときに、“話を聞くだけじゃなくて、自分の目で見る”ことの大切さを学びました。被害者の方の苦しみを実感することが、“なんとかしたい”という原動力になるんだと思いました」。
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