注目の太陽光発電は品質・保証・アフターサービスで選ぶのがポイント（2/3）

苦労の連続だった16年前の立上げ当時

　太陽光発電の販売に、いち早く取り組んだ菅原さん。「この事業をはじめた当時は、お客様からほとんど相手にされていませんでした。正直ここまで実績を重ねるまでは苦労の連続でしたね」と苦笑します。もともと「省エネ」や「エコロジー」に基づく快適な家づくりに取り組んできたこともあり、「まずはそのメリットとデメリットを体感するべく、自宅の屋根に設置。その費用対効果などを実感した上で、この事業に参入しました。
　当時はなかなか理解してもらえないことも多かったといいますが、それでも補助金制度や環境への意識が高いお客様に支えられて、太陽光発電の認知度も上昇していきます。ところが、ここで問題となってくるのが、悪質業者の存在でした。雑な施工や、まるで効率を考えないでたらめな施工に、菅原さんは怒り心頭となります。「なので、地元新聞にお客様の生の声や実データを載せたり、オリジナルのガイドブックで情報発信を開始。まずは正しい情報をお伝えすることから始めたんです」と、菅原さん。
　さらに、これまでは“業者が営業に来る”のが当たり前だった2009年、仙台市のイオンタウン仙台泉大沢店に「京セラソーラーFC仙台泉」をオープン。来店型ショールームを作ることで、お客様がじっくり考えるスペースを提供することにしました。オープン当初は苦戦したといいますが、「ここでも、震災後、”ああ、そういえば、あったわね“という感じで、お客様が足を運んでくださるようになったんですよ」と、話します。

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