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左右木健一

世界を舞台に活躍するバレエ指導のプロ

左右木健一(そおきけんいち) / バレエ教師

Soki Ballet International

コラム

バレエお悩み相談 2 「習い事の回数」

2021年11月17日

テーマ:子育て

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 子育て悩み相談

このようなお悩み相談が来ましたので、ご紹介します!

<Q>

左右木先生へ質問です。
レッスン量 についてです。

規模の大小関わらずコンクールを目指すのであればレッスン量も自然と多くなってくるかと思います。

運動学習という観点から見れば繰り返し正しく行う。あくまでも 正しく!ですが、回数が多いにこしたことが無い様に感じてしまいます。

特に多いお子さんでは週10レッスン程
反対に少ないお子さんでは週3レッスン程。

この違いは
月で言うと9クラスと40クラス
年間では108クラスと480クラス
かなりの差があります。

左右木先生はどのようにお考えでしょうか。

<A>

レッスン回数…これはなんとも言えないです。

毎日欠かさずレッスンに来る子が必ず上達するわけではないですし、週2回だから上達しないわけでもない…

やはり「量より質」





そして

「量も質」も同時に兼ね備えられていた場合は、最強だと思います。


最近の習い事のブームに「英語」がありますが、ブームの背景には

「ピアニストや水泳選手にはなれそうにないけど、英語なら将来使えそうだから」

みたいな親御さんの考えがあるみたいです。

しかし…

そんな簡単にいくわけがないです。

英語塾に通っていただけで、英語が喋れるレベルでしたら、英語塾に通う生徒が多い日本、みんな英語が喋れるはずです。

しかし現状は、小学校から必須科目になったにもかかわらず

日本人はアジアのなかでも英語を喋れない国として、鼻で笑われています。

……話が脱線してしまったかも知れませんが。

とにかく、いくら毎日英語塾に通っていたからと言って「使える英語」を習得出来るか、と言えば、答えは yes でも no でもない。

バレエも同じです。

毎日レッスンしてたからと言って「踊れるアーティスト」になれるか、と言えば、答えは yes でも no でもない。

「英語塾に通えば英語が喋れる」

「バレエ教室に通えばバレエが踊れる」

のではないです。



それは子供がお母さんに

「服を着せてもらう」

レベルと同じです。

誰かに上手にしてもらう、という感覚では上達しません。

もちろん指導する側は指導しますよね、当たり前ですが。

しかし指導した内容を忘れて、忘れて、更に忘れて、覚えようとする努力もしないで

「教えてください」

は、ない!

子供が自分で服を着れるようになるのは、子供自身が、もがきながらやっと自分で靴下一足履けた、という小さな積み重ねを繰り返すからであり、それをいつまでたっても親が手助けして、子供がそれを「当然」と考えてしまったら?

おわかりになりましたか?

結論


1 レッスンの回数ではなく、質の問題。

2 教師から学んだことを右から左に流していたら、365日下手になる練習をしているようなもの。毎日レッスンしても決して上達しません。

3 誰かにうまくしてもらおう、という考えを持つ時点で、すでにアウト。課題をクリアにするのは自分自身。

「絶対に習得してみせる!」

と思えば、私のたった一回のワークショップでも上達する子はいます。

レッスン量の問題ではなく、やる気のパーセンテージがMAXだったら大丈夫だと思います!

この記事を書いたプロ

左右木健一

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