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左右木健一

世界を舞台に活躍するバレエ指導のプロ

左右木健一(そおきけんいち) / バレエ教師

Soki Ballet International

コラム

大人バレエお悩み相談 1「脱・静的ストレッチ信仰」

2021年9月14日

テーマ:大人バレエ

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 姿勢改善 ストレッチ脚やせ ストレッチ

本日から不定期ではありますが、連載で

大人バレエお悩み相談


を書きたいと思います。

本日のお悩みは?

「バレエを習いたいんですが、身体がかたいので前屈も出来ません。こんな私でもバレエができますか?」

大人バレエの方の「あるある」のお悩み。

確かにある程度の柔軟性は必要ですが

「前屈」が出来ないからバレエは無理、と言う考え方は間違っています!

なぜか?いまから説明しますね。

そもそもストレッチを正しく学んでいない方に前屈をやらせると、こうなります。



背中が丸くなっているのがわかりますか?

この画像の向きを変えてみましょう。



もちろんバーレッスンの時は、このように上体を前に倒す動きはありますが、それはほんの数秒なのはご存知ですか?



長時間、この姿勢にはいませんし、バレエを観に行って幕が開いたら何時間もダンサーがこの姿勢で舞台にいたら怖くないですか?

しかしバレエ初心者の方は、この形を目指そうと前屈でひたすら長時間痛みに耐えて我慢している、いわゆる「静的ストレッチ」をしているのです。意味がないのに…

バレエを始めるキッカケのなかに

「バレエはストレッチが必要だから、痩せれそう」

と思われていますが…

ストレッチに関する記事をお読み頂けるとわかりますが…

「バレエ=ストレッチ=痩せる」はイメージで作られていていないか?

と言う事に繋がります。

バレエのレッスンは下記の動画をご覧頂いたらわかりますが、常に動いていています。じっと痛みに耐えて何時間も床にはいません!



もし皆さんの最終目標が

「身体の柔らかさを見せて、新体操の大会にエントリーします!」

と言うのであれば、過酷なストレッチの痛みに耐える必要がありますが

「バレエを踊りたい」

と言うのが最終目標であれば、必要なのは「筋力」と、その筋力に必要な「柔軟性」を養うのは、正しくバレエのレッスンをすれば自然と身につくのです。

クラシックバレエは、床に寝そべっていませんし、床の上をゴロゴロ転がっていません。

「え?ではストレッチは必要ない?」

とは言ってません。バレエのレッスン自体が実は「動的ストレッチ」が含まれているのです。

必要なのは「動的ストレッチで養われた柔軟性」のほうなので、床で前屈が出来ないから身体がかたくてバレエには不向きだ…と諦めなくて良いのです!

長年創り上げられた「間違ったイメージ」を覆すことは難しいですが…

静的ストレッチが出来なくても、気にしないで!

と言う事は、覚えておいてくださいね。

ちなみにこの写真は?静的ストレッチを一切していないで脚をあげている写真です!



ただ普通にバレエのレッスンを積み重ねていると、このように脚は上がるようになります。

「前屈、開脚、出来ないんです…」と、悩む必要ないです!

なぜか?バレエは静的ストレッチがメインではないからです!

この記事を書いたプロ

左右木健一

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左右木健一(Soki Ballet International)

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