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片岡昌樹

障害年金請求のプロ

片岡昌樹(かたおかまさき) / 社会保険労務士

社会保険労務士 片岡事務所

コラム

社会的治癒とは

2018年3月3日

テーマ:社会的治癒

コラムカテゴリ:法律関連

『社会的治癒とは、傷病が、医学的な意味では治癒したとはいえないが、その症状が消滅して社会復帰が可能となり、かつ、治療投薬を要せず、外見上治癒したと見えるような状態がある程度の期間にわたって継続することであり、保険給付上はこれを治癒に準じて扱うことが承認されている。もっとも、治療投薬については、全くこれを要しない状態であることは必ずしも必要ではなく、維持的・経過観察的な治療が継続していても社会的治癒の成立を妨げないとされる。』(加茂紀久男「裁決例による社会保険法 第2版」より)

つまり一定期間、一般的な社会生活(仕事、学業、育児など)を送ることができている場合は、請求者に障害年金を支給するために、ある程度柔軟に初診日を決定する場合があるということです。
※社会的治癒が認められると、再発後に医師の診療を受けた日が初診日となります。

とはいえ、社会的治癒は、主張したからといって必ず認められるものではありません。
また、日本年金機構のマニュアル等で詳細な記述はありませんので、年金事務所の相談窓口でも案内されることも少ないように思えます。(それほど難しい考え方であると言えます。)

カルテ等様々な客観的資料をもとに主張していくことになりますので、想像以上に根気が必要です。
参考までに社会保険審査会で社会的治癒が認められた裁決例をご紹介いたします。こちら

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