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寺建文夫

痛みのない巻き爪矯正のプロ

寺建文夫(てらだてふみお)

仙台巻き爪矯正院

コラム

ただの巻き爪と放置するのは危険!初期症状として巻き爪になることもある糖尿病

2019年9月10日

テーマ:巻き爪の対処法と予防

巻き爪になる原因は、外反母趾や爪の切り方、足に合わない靴を履いているなどが考えられますが、糖尿病が原因の場合も少なくありません。

あまり自覚症状がなく発見しにくい糖尿病ですが、放置するとこわい病気で、全身に影響を及ぼします。体の末端である足の爪にも影響が現れて、巻き爪や変形などが起こることもあります。

巻き爪に気がついたら適切なケアをするとともに、爪の異変の原因に心当たりがない場合は糖尿病を疑ってみましょう。糖尿病は早期発見、早期治療が大切です。
今回は、糖尿病と爪の関係についてご説明します。

ただの巻き爪と放置するのは危険

膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの働きが弱くなると、血液中の血糖をうまくコントロールできなくなり、血糖値が高くなります。これが糖尿病です。
健康な人は、インスリンがうまく作用して、常に一定量の血糖値が保たれています。

血糖値が高くなると血液濃度が高くなって、血液がドロドロになり血行が悪くなります。ドロドロの血液は、全身につながっている血管を通って体中を巡ります。そうなると全身に悪影響を及ぼしますが、初期の場合は自覚症状もないのでなかなか気がつきません。

そのような状態であっても、症状が現れやすいのが足の爪です。

足の親指に起こりやすい巻き爪は、糖尿病によって濃度が高くドロドロになった血液が滞るために起こる場合もあります。爪が皮膚に食い込んで傷がつくと、そこから細菌に感染して化膿や炎症を起こしやすくなります。

糖尿病が原因であれば、放置しておくと進行して神経障害や血管障害、失明、足の壊疽(えそ)などの合併症を起こし、感染症にもかかりやすくなります。糖尿病は、これら多くのリスクを伴う病気なので注意が必要です。

足の爪をチェックして、糖尿病の早期発見、早期治療に努めましょう。

爪にあらわれる糖尿病の症状―巻き爪・爪肥厚・爪白癬―

糖尿病が原因で足の爪に現れる症状は、巻き爪が最もわかりやすいのですが、他にも爪に異常が現れます。巻き爪を含め、その症状をご紹介します。

【1:巻き爪】
親指の爪が内側に巻いて、皮膚に食い込むのが巻き爪です。皮膚が、食い込んだ爪により傷つくと、痛いだけでなく、細菌感染が起こりやすくなります。

【2:爪肥厚(そうひこう)】
爪がこんもりと分厚くなることを、爪肥厚といいます。痛みやかゆみは伴いませんが、分厚い部分の中は空洞で非常にもろく、ヒビが入って割れやすくなる、またははがれやすくなります。はがれたところから雑菌が入りやすくなり、炎症などを起こします。

【3:爪白癬(つめはくせん)】
爪の水虫です。爪が乾燥して白く濁り、白い線が入って爪の表面がうねうねと波打つようになることもあります。

糖尿病患者のほとんどに、爪の異常が現れるといわれています。足の爪をよく観察して、急に症状が現れた時には糖尿病が原因かもしれないので、早めに専門医を受診しましょう。

糖尿病と爪の関係

私たちのエネルギー源は、血糖(ブドウ糖)です。血糖は、炭水化物やイモ類、お菓子などの糖分に含まれています。

血糖は食事をとると増加しますが、1~2時間で減少します。食事で増加した血糖は、血液により体中の臓器に運ばれます。臓器は、運ばれてきた血糖を取り込んで、エネルギー源にします。または貯蔵したり、タンパク質を合成し細胞の増殖を促進したりします。

このように、増加した血糖は臓器に取り込まれて減少するわけですが、これをサポートしているのが、膵臓から分泌されるインスリンです。食事の摂取量により増減する血糖の量をインスリンがコントロールして、一定の量に保っているのです。

インスリンの分泌が不足したり、働きが弱くなったりすると、血糖値のコントロールができなくなってしまいます。そうすると、血糖濃度が上がって血液がドロドロになり、血行が悪くなります。

血行が悪くなると、ドロドロの血液が滞るようになり、栄養が体の隅々まで行き渡らなくなります。足の爪は、その最たる末端部分です。

血液がスムーズに流れてこなくなると、爪の変形や異常を引き起こします。ひどくなると足が壊疽を起こし、足を切断しなければならなくなります。

また糖尿病は免疫力を低下させるので、細菌に感染しやすく、視力も低下するので足の異変に気づかないこともあります。

このように、糖尿病になると多くの場合、まず足に異変が現れます。これを糖尿病足病変といいます。
糖尿病患者さんは、足の末端まで血液が行き届かないので、血管が細くなっています。さらに足の感覚が弱くなる神経障害も併発していることが多いので、痛みをあまり感じないことがあり、初期の症状には気づかないことがあります。

足病変を放置しておくと、重大な全身病変に進行する恐れがあります。糖尿病患者さんは足病変を予防するために、毎日こまめに足を観察しましょう。少しでもおかしいと感じたら、すぐに専門医を受診しましょう。

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この記事を書いたプロ

寺建文夫

痛みのない巻き爪矯正のプロ

寺建文夫(仙台巻き爪矯正院)

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