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コラム

子供には虫歯菌(ミュータンス菌)がいない!虫歯菌が唾液感染しない予防方法!

子供の虫歯予防

2018年1月11日

生まれたての赤ちゃんには虫歯菌はいません。それでは、なぜ虫歯になるのでしょう。答えは大人からの唾液感染です。何気なくやってしまう行為が、子どもに虫歯菌をうつしてしまうかもしれません。

今からできる予防法を学んでいきましょう。

唾液感染する経路

まだ歯が満足に生えていない赤ちゃんに食事をさせるときに、親が噛み砕いて食べやすくして与える風景は、昔はよく見られました。親の愛情のなせる業ではありますが、今の虫歯予防の常識からすると、これはやってはいけない行為です。

なぜかというと、口移しや大人が使ったスプーンやお箸を使うことで、虫歯菌を子どもに感染させる恐れがあるからです。

もともと、生まれてすぐの赤ん坊には虫歯菌はいません。虫歯菌のひとつであるミュータンス菌は、離乳期に大人からうつされてそのまま定着してしまうことがほとんどです。乳幼児のうちは、口の中の菌のバランスも発展途上です。不安定な状態のときに虫歯菌を定住させてしまうのは好ましくありません。

ミュータンス菌は砂糖を摂りすぎると歯の表面に膜をつくり、その内部で酸によって歯を溶かし虫歯にします。ということは、ミュータンス菌さえいなければ虫歯にはならないということです。ただし、ゼロにすることは難しいのが現実です。そこで、できるだけ感染を遅らせる努力が求められるのです。

子どもの虫歯菌の感染源となるのは、やはり両親です。一緒に住んでいる祖父母なども感染源となり得ます。また、最近では犬や猫といったペットも歯周病菌の感染源となる可能性があります。室内外で家族同様に過ごしている場合は、ペットから感染する可能性も頭に入れておきましょう。

今の時代では、離乳食代わりに大人が噛み砕いたものを与える人も減っているかと思いますが、うっかりやってしまう行動はいくつかあります。

大人が食べていた食器やカトラリー(ナイフやフォークなど)を子どもに使わせる。飲み物を回し飲みする。熱いものを冷ましてあげようと、食べ物に息を吹きかける。子どもの唇にキスをする…。思い当たることはないでしょうか。子どもにせがまれて、自分のスプーンで味見させるなどというのもアウトです。

母親だけでなく父親や祖父母にも説明をして、不用意に虫歯菌を感染させないように協力してもらいましょう。

そして、常に赤ちゃんの側にいるお母さん、お父さんの歯の健康にも気をつけるのが理想です。特にお母さんは、赤ちゃんが生まれてからは、毎日のお世話で自分のことは後回しになりがちです。妊娠中から虫歯や歯周病の治療を済ませておきましょう。

唾液検査とは

虫歯菌がすみ着いてしまったとしても、必ずしも虫歯になってしまうわけではありません。虫歯になるかどうかは、細菌・体質・環境の3つの要素が影響しあって決まります。これらは唾液を検査することで調べることができます。

歯科医院で行っている唾液検査では、唾液の量・ミュータンス菌の数・唾液の中和力などの項目を計り、虫歯のなりやすさをはじめ口腔内の状態を客観的に把握することができます。何の問題もなければ一安心ですが、もし虫歯になりやすい状態だったとしても気に病むことはありません。弱点が分かっていれば、トラブルにつながりやすい行動を減らしていけばよいだけです。

口の中は唾液の働きで弱アルカリ性に保たれています。しかし、食べ物が入ってくるとすぐに細菌が酸を出し始めます。この酸が歯のカルシウムやリンを溶かしてしまうのです。

唾液の作用で溶かされたミネラル成分が歯に戻ります。この一連の動きが、歯の再石灰化です。要するに、何かを食べるたびに歯は溶け出し再石灰化する、という流れを繰り返しています。

ダラダラ食べをしていると、口の中が酸性になる時間が長くなり歯を修復する暇がなくなってしまいます。唾液検査で虫歯になりやすいと結果が出たならば、水代わりに甘いジュースやスポーツドリンクを飲ませる、子どもが泣いた時にすぐにお菓子を渡すといったことは控えた方がよいでしょう。

虫歯菌に感染しても口内環境を変える対処法

親がどんなに気を付けていたとしても、子どもが虫歯菌から一生逃れ続けることはできません。子どもの成長とともに感染するのは普通のことです。感染したとしても、虫歯菌が悪さをしないように口内環境を整えていれば問題はありません。

子どもの場合は年齢によってケアの方法も変わってきます。

まず、0歳から2歳までの乳幼児期です。食事の後には白湯や麦茶などを飲ませて口の中をきれいにします。親が指先に清潔なガーゼをまいてやさしく磨くことを始めましょう。

2歳から6歳までの幼少期には、自分で歯磨きさせる習慣を身につけさせます。仕上げ磨きは親が担当しましょう。

6歳からは乳歯から永久歯へ生え変わっていく時期です。歯磨きを自分でできるようになるため、大人がチェックすることが減るので定期的に親が気にかけてあげましょう。

上記のような基本的なケアに加えて、最近では虫歯菌を口内から減らす製品を使う方法も出てきました。画期的な予防法になると注目を集めているのが、「BLIS-M18」という虫歯を抑制する効果のある善玉菌です。

この善玉菌を子どもの頃から取り入れることで、口内の菌のバランスが形成され、虫歯を予防できるのです。完全に虫歯菌を死滅させるのではなく、減少させたうえで共生するというのが特徴となっています。口に入っても安全性が高いので、うがいや歯磨きがまだ上手くできない乳幼児にも使用することが可能です。「BLIS-M18」が配合された歯磨き粉があるので、子どもの虫歯菌が気になる方は歯科医に相談してください。

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