お墓もお引越し！？

2017年10月25日

テーマ：墓石の引越し

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：お墓

今日は「お墓の引越し」について話したいと思います。
近年よく耳にします。
年老いた両親と暮らす為に両親を生活する地に呼んだけれども、お墓は両親達が生活していた地にあり、現在の生活の地に新しく墓を買うべきかどうか悩んでる方や、両親とは別に暮らしていたが父親の他界をきっかけに母親を自分の生活の地に呼びたいがお墓がある為に母親が回答に困っている等等。万人の理由があります。
生きて生活していく上でも亡くなられた魂をきちんと弔いたい気持ちは非常に大事な部分ですね。

お墓の解体処分工事というのもありますが、そんなに古くないものや故人の想い入れを大切に引き継ぎたいという気持ちから
「お墓の引越し」を考える方々も少なくありません。
私の経験で、以前山口県から宮城県へお墓の引越しをしたことがあります。
その時の墓石は亡くなられた父親が建てたお墓で、宮城県で再利用したいという施主様のご要望から、本体墓石は山口県から宮城県へ輸送し、外柵となる部分は宮城県の墓地サイズには合わなくて、外柵は新規になりました。
工程はといいますと、まず石材問屋に連絡し、山口県の石屋さんを紹介していただき、解体と保存の仕事を依頼して輸送は宮城県から出向き、宮城県で新規に設けた墓所へ山口県からやってきた墓石を建てるという事になりました。

このように石屋さん同士で連携して墓石解体から輸送、そして施工することが可能です。
近県でしたら１社で受注することも可能ですが、流石に東北から離れると同業者同士の知恵と経験が必要になります。
費用の問題もありますが、新しく墓石を購入することも決して安い買い物ではありません。
検討する価値はありますね。是非参考にしてみてください。

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