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堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

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コラム

EPAやDHAは、マグロにはあまりない?!

2018年5月25日 公開 / 2018年7月6日更新

テーマ:

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 糖尿病 食事糖尿病 症状糖尿病 予防

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内臓脂肪を最速で落とす(奥田昌子)という本を読みました。その2

・日本人の約40%がアディポネクチンをたくさん分泌できないタイプの遺伝子を持っている。

・内臓脂肪が多い人は骨が2倍弱く、それだけ骨粗鬆症になりやすい。

・日本を含むアジアは肝臓がんの発症率が高く、世界の肝臓がんの4分の3が東アジア、中央アジアで発生している。

・肝臓がんは内臓脂肪を原因とするがんの代表と考えられている。

・中年期に肥満の人は認知症の発症率が3倍高くなる。

・イングランドは、「心臓に良いことは脳にも良い」というスローガンのもと、国を挙げて生活習慣病を管理したところ、認知症
発症率が20年間で4分の3まで減った。

・血液にブドウ糖が入ると血糖値が上がるのに対して、果糖は摂取しても血糖値がほとんど上がらない。
これが問題で血糖値が上がらないと食べ過ぎに繋がる。

・脂肪が付きにくい果物はイチゴ、グレープフルーツ、キウイなど。

・アディポネクチンを増やしてくれる成分を含む食品は、玄米と大豆。

・EPAとDHAは、動脈硬化を原因とする心臓病と脳卒中だけでなく、糖尿病、大腸がん、乳がん、肝臓がん、認知症の発
症率を下げると報告されている。

EPAとDHAはマグロの赤みには少ししか入っていなく、ブリやサンマを食べた方がよい。

・朝起きて1-2時間後と、夕方から夕食どきは血圧が上がりやすく、このタイミングでの運動はお勧めできない。

特に空腹のまま運動をすると心臓に負担がかかる。

・男性で運動による予防効果が大きかったのが結腸癌、膵臓ガン、肝臓がんでした。

胃がんの発症率は変わりませんでした。

これに対して、女性で明らかに有効だったのは、胃がんと肝臓がんです。



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