肥満、脂質、血圧、血糖で、心筋梗塞リスクが31倍？！

2018年5月6日

テーマ：本

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：高血糖　食事

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内臓脂肪を最速で落とす（奥田昌子）という本を読みました。その１

・内臓脂肪の面積がCT画像上で約100平方センチになるのが、男性は復位85センチ、女性は90センチだった。

・人間ドッグを受けた男女合わせて1万3700人について、福井の平均値を年代別に算出した調査報告によると、男性は年代にかかわらず約84センチでした。

・皮下脂肪で女性ホルモンを作ることができる。

・ストレスで男性ホルモン（テストステロン）が減り始めるとともに、内臓脂肪が増えてくる

・定年後の60代よりも、働き盛りの40-50代の方がテストステロンの数値が低い。

・強いストレスを感じると、副腎からコルチゾールが分泌される。

コルチゾールには血液中のブドウ糖を増やす作用があるため、からだはブドウ糖をエネルギー源として使い、厳しい状況を乗り切ろうとする。

ところが、この状態が長く続くと、コルチゾールが内臓脂肪を増やすように働く。

・内臓脂肪が増えると、男性ホルモンが減少する。

・腹囲約102センチの米国白人についている内臓脂肪の量と、福井85センチの日本人に付いている内臓脂肪の量が同程度。

・アフリカ系の人は、腹横筋と腹斜筋などの白筋が強く、内臓を支えるのに役立つ。

一方、日本人はこの腹横筋や腹斜筋が弱く、内臓を支えることができないので、内臓脂肪を増やして内臓を固定するようになったのではなかろうかと推測できる。

・肥満、脂質、血圧、血糖の4つの項目のうち3つ以上引っかかる人は、心筋梗塞の危険が31倍も高くなる。

・肥満の人は高血圧に2.3倍なりやすい。

・高い濃度のインスリンは血圧を上げる。

・脂肪細胞が分泌するアディポネクチンは、インスリンを助けて、血液ちゅのブドウ糖がスムースに取りこまれるようにしている。

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