・コリンの摂取で、記憶力アップ？！

2017年12月11日

テーマ：本

コラムカテゴリ：医療・病院

Dr.白澤の驚異の若返りタマゴ（白澤卓二）という本を読みました。

・驚異のタマゴに含まれている「オメガ3系脂肪酸」は脳の老化予防、脳の活性化というダブルの効果で認知症に役立つ。

・そのうえ、アスタキサチンの抗酸化作用が加われば、認知症予防がかなり期待できる。

・コリンの摂取量が多いほど記憶力が優れていた。

アメリカのノースカロライナ大学が3000人以上の女性を調査した研究では、コリンを多く摂っていた女性は乳がんのリスクが24%低下した。

・オメガ3はいくつか種類があるが、体内では最終的にEPAとなる。

EPAは魚以外だと、亜麻やエゴマなどの趣旨にも含まれている。

・デンマークでは虚血性心疾患による死亡が全体の4割近かったのに、グリーンランドに居住しているイヌイットはたったの5.3％だった。

イヌイットは魚を多く食べるアザラシやオットセイや、魚介類が良く時の中心だったからと考えられる。

・韓国や台湾、日本など魚を良く食べている国ほど、うつ病の発症率が低くなっていた。

・オメガ3を摂取しながら運動（週3回、45分のウォーキング）すると、オメガ3以外の油（オリーブオイル）を摂ったグループよりも体脂肪の減少が大きかった。

・色素成分ですから食品に含まれている分量はごく微量です。

ただ、アスタキサンチンの抗酸化作用は非常に強く、ビタミンCの約6000倍、ビタミンEの約500倍、βカロテンの約40倍、コエンザイムQ10の約800倍と言われていて、その強力さが注目されています。

・マウスの実験では、神経細胞に抗酸化物質を投与すると、神経細胞の膜の酸化が抑制されるだけでなく、すでにあるアミロイドβが消えることが明らかになっている。

アスタキサンチンは認知予防にもなっている。

・一日あたり0.6ｇのアスタキサンチンを摂取すると、動脈硬化を抑制する効果を期待できる。

・ブロイラーの鶏は、自然ではない成長の速さで作られた鶏なので、理想的には地鶏のタマゴの方が良い。

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