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堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

堀歯科医院

コラム

奥歯の欠損放置に伴う ”悲劇” とは?

2011年11月22日 公開 / 2011年11月23日更新

テーマ:インプラント

コラムカテゴリ:医療・病院


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上下の大臼歯同士で、1本も咬む所がないという方が来院されました。

以前、他の歯科医院で部分入れ歯は作っていただいたとのことでしたが、入れ歯が動き、痛みもあるということで、使用せずそのままになっていたそうです。

この方は元々の咬合力も強く、残存している歯牙がすべて外側に傾いて、いわゆる出っ歯の状態となっていました。

そして咬合力の大部分がかかる小臼歯部に痛みを感じてのご来院でした。

すなわち、奥歯の欠損を放置したことによる”悲劇”とは、咬める歯すべてに痛みがあるだけではなく、前歯は前方にフレアアウトし、隣合う歯同士には隙間がある状態でした。

(昔、”天才バカボン”というアニメがありましたが、それに出てくる”バカボンのパパ”のような口元です。)

この痛みのある小臼歯部に症状を取る処置を行いましたが、その処置を行うと、低下している咬み合わせの高さが一層低下します。

(この処置は、咬み合う歯とぶつかると痛みが出るので、高さを低めにしておくことが一般的なのです。)

そうなると前方に傾いている前歯が今以上に傾きます。

また仮に心機一転、入れ歯を使用することにしたとしても、咬み合わせの高さが低下しているために、入れ歯の厚みが薄く割れてくることでしょう。

(現に、この方は、『何度入れ歯を作っても、すぐに壊れてしまう』と歯科医院を転々とされていました。)

やはり、この方の咬み合わせの崩壊をまた一歩進めないようにするには、インプラントしかありません。

インプラントで、垂直的な高さが維持できれば、前方歯の負担が軽減されますから、前方への傾斜の程度も抑えられ、小臼歯に痛みが出ることもなくなることでしょう。

成人になり、口元が突出感を感じている方のほとんどは、臼歯の数が減少しています。

前歯をきちんとした状態にしたいという希望の方は少なくないですが、前歯の状態を維持するためにも、大臼歯の治療をおろそかにするべきではありません。

前歯と臼歯ではそれぞれが異なる役割を担っており、片方だけが存在して、良い状態が続くことはありえないからなのです。






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