インプラント・オーバーデンチャーって、何？！

2011年1月1日公開 / 2011年1月2日更新

コラムカテゴリ：医療・病院

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こんにちは
仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
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大阪大学の前田教授のインプラントセミナーを受講してきました。

これまでインプラント治療といえば、入れ歯を受け入れられない方が対象だったために、インプラントといえば、クラウン・ブリッジタイプのものが一般的でした。

ところがその一方で、歯牙が欠損している部分は大きいものの、そのすべてにインプラント治療を受けるような予算はないという方がいるというのもまた事実です。

このような方に朗報となるのが、インプラント・オーバーデンチャーという方法です。

これはお口の中に入れ歯が入っているというには変わりませんが、埋入するインプラントの数を減らすことが出来ます。

というのも、この方法は入れ歯の下にインプラントがあり、そこで咬合力を負担できるために、入れ歯だけの場合よりも沈下する量を減らすことができるからです。

（入れ歯を使用できない理由の中に、『咬む度に入れ歯が沈下して痛い。』というものがあるからです。）

入れ歯は動いて機能するもの、インプラントは咬んでも全く沈みこまないものという具合に、それぞれの装置が持つ特長に違いがあるものが共存した装置であるがために、インプラントや義歯の調整回数は多めになる可能性もあります。

また、きっちり定期的管理できないタイプの患者さまには向かない治療方法であるとも言えると思いますが、患者さまのタイプによってはローコスト・ミドルリターンの治療方法かもしれません。

堀歯科医院には、宮城・仙台からインプラントや矯正治療を希望される患者さまが多数来院されています。
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