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安永好宏プロのご紹介
最先端のテクノロジーで一歩前へ。装着型サイボーグHAL®が「歩きたい」をアシストします(1/3)
装着者の運動意思を読み取り自立動作を高める、世界初の装着型サイボーグ
超高齢社会で医療や介護、労働力の問題が高まる今、日本発のロボット技術が世界から期待を集めています。それが、装着型サイボーグ「HAL®」(Hybrid Assistive Limb®)。筑波大学の山海嘉之教授率いる「サイバーダイン」が開発した世界初の装着型サイボーグで、歩行が困難な人の身体機能のサポートや、介護者の動作負担軽減などさまざまな分野で活躍しています。
人が動こうとする際、脳から神経を通じて筋肉に信号が伝わり、微弱な「生体電位信号」が体表に漏れ出します。HAL®はその信号をセンサーで検出し、装着者の意思とHAL®︎が同期して動作する。この流れを繰り返すことで脳や神経が学習し、外した後も同様の動作ができることを目指しているのです。
「鈴鹿ロボケアセンター」は、HAL®を体験できる全国初のロボケアセンターとして2013年に誕生した施設。代表取締役社長の安永好宏さんは全国16施設を運営し、身体機能の改善を促すプログラム「Neuro HALFIT®」を提供しています。
病気やけがの後遺症、加齢などで動きにくくなった体の動作をHAL®でサポートし、立ち座りや歩行運動を行います。「自分の意思で『動いた』という実感がモチベーションになり、運動に苦手意識がある人も楽しんでもらいやすい」と安永さん。「モニターで動きが可視化されるので、体の正しい動かし方が理解できた」「終わった後は体が軽く感じる」と好評だそうです。
鈴鹿医療科学大学にある同センターは、2021年4月に理学療法学科のある千代崎キャンパス内に移転し、学生との連携が計画されています。「HAL®を活用して高齢者の歩行能力を維持したい。今後はフレイル(加齢による身体機能の低下)予防のプログラムにも力を入れます」と希望を語ります。
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