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大西勝也プロのご紹介
心不全専門医の立場で、健康について一緒に考える(1/3)
医師としての人生を変えた悲しい出来事
ピンク色と水色のハートマークが目印の大西内科ハートクリニックは、近鉄南が丘駅から徒歩5分のところにあります。待合室は天井が高く、開放的な雰囲気です。「ホテルのロビーがコンセプトなんですよ。」院長をつとめる大西勝也さんの柔らかな物腰に、「病院へ来た」という緊張感が一瞬で解けました。
医師である父の背中を追うように医学の道を志したという大西さん。何科に進むべきか悩んでいた学生時代、循環器内科での体験が将来を決定づけたそうです。
「ある日、まだ高校生の少年が難病である『拡張型心筋症』で入院してきました。その後、治療のかいなく、お亡くなりになり、半年後、少年の弟さんも同じ病で命を落としてしまいました。その時のお母さんの人目をはばからずに取り乱す姿、泣き叫ぶ声は、今でも脳裏に焼き付いています。」
その出来事を発端に、循環器内科で心不全の研究を始めたものの、当時の治療法は、あまりにも「さじ加減」だったと大西さんは言います。
「循環器内科の中でも、心不全を専門にする医師は少なく、治療方法も、医師によってバラバラ。科学的根拠に基づいた治療の必要性を感じ、アメリカへ行くことを決心しました。」
2年間、アメリカで心不全の研究に取り組み、帰国後十年間、三重大で心不全治療の責任者として、第一線で治療にあたった大西さん。開業のきっかけは何だったのでしょう。
「心不全の原因は、生活習慣が大きく関係しています。しかし、大学病院では、患者さんの生活習慣を把握する時間が無いのが現状です。そこで、大学病院での治療をより身近に提供し、もっと患者さん一人一人と向き合う心不全治療を行いたいと、開業することにしました。」
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