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森秀樹

家族が幸せになれる家づくりのプロ

森秀樹(もりひでき)

森大建地産(もりだいけんちさん)株式会社

コラム

平屋の洗濯もの干し。テラスやウッドデッキで場所の確保を

平屋の生活には、マンションや2階建ての生活にはない注意ポイントがあります。その一つに、洗濯物をどう干すか、ということがあります。

洗濯物を干す

インターネットに「おや」とおもう投稿がありました。

「平屋の生活に憧れを持っているけれど洗濯物で困っている」というのです。
マンションの高層階に長くお住みになっていらっしゃる方で、人の目の高さに洗濯物を干すのに抵抗があるとのこと。
また、土地が狭いので洗濯物を干す場所を確保できないのでは、と心配されている方の投稿もありました。

2階建てやマンションの高層階であればベランダに干せばいいのですが、平屋の場合、あらかじめ洗濯物の干し方についても考えておいたほうがいいでしょう。

洗濯物を干すのに人の目が気になる、という投稿についてですが、「中庭」という選択肢があります。「コ」の字型の家です。

日当たりのいいリビングに面して中庭をとります。三方は家に囲まれ、人の目を気にしなくていいですし、外に開かれている一方は壁や樹木で視線を遮れば、抵抗感なく洗濯物を干すことができます。
壁や樹木は「L」字型、「一」の字型の場合も人の目を遮るうえで有効な方法です。

「土地が狭いため洗濯物を干す場所を確保できないのでは」という心配については、テラスやウッドデッキを採用する方法があります。バルコニーのようにテラスやウッドデッキを設けることで、狭い庭であっても、リビングから段差なく続く快適な屋外スペースを実現することができます。

テラスやウッドデッキは、洗濯干し場になると共に、外の風にあたりながら本を読むなど、ちょっとした息抜きの場所としても使えますから、検討する価値は十分あるとおもいます。
(なお、屋根のないテラスやウッドデッキはおおむね建築面積に含まれないと言えますが、地域によって見解の違いがあります。施工前に地域の担当当局に確認する必要があります)。

洗濯室(ランドリールーム)という方法も

また、洗濯室(ランドリールーム)を作るという方法はどうでしょう。

洗濯は
「①洗う→②洗ったものを干し場に運ぶ→③干す→④干したものを取り込む→⑤たたむ」
という作業になりますが、洗濯室(ランドリールーム)を用意すれば、一連の作業をすべて一室で行なうことができます。アイロンかけ用の台も設置すれば、より利便性が増しますね。

洗濯物を干すことに特化した「ドライルーム」という方法もあります。
たとえば、洗濯機を置いた洗面室の隣にドライルームを設ければ、重い洗濯物をわざわざ屋外に運んで干す必要がなくなり、洗濯にかかる動線がずっと短くなります。
また、リビングに干したりすると、生乾きの臭いや湿気がこもり、快適とは言えませんし、不意のお客さまの応対に困ってしまうこともあります。

洗濯室(ランドリールーム)やドライルームがあれば、庭に干す必要はなくなりますし、部屋干しでもお客さまに見られる心配がありません。

ただ、洗濯室(ランドリールーム)やドライルームともに、湿気対策には気をつけましょう。
一室に窓を2カ所設ける、あるいは給気口と換気口を設けるなどして風の流れをつくり、空気の循環をはかり、湿気がこもらないようにします。空気の循環にはサーキュレーターも効果的です。こうした対策をとることで洗濯物の乾きが早くなります。

部屋干しであっても洗濯物を干すには、干し竿が必要になります。最近では、使う時は竿を下ろし、使わない時は天井にすっきり収めることができる室内物干しユニットも出ています。竿を使いやすい高さまでおろすこともでき、使い勝手がいい製品もあります。

洗濯の動線と縁側

昔の日本家屋には「縁側」がありました。
縁側に座って庭を眺めながらお茶を飲む。室内とは違った風情や安らかさがあっていいですよね。
この縁側は、そうした憩いのひと時を与えてくれる空間であるばかりではなく、機能面でもさまざまな利用法があります。たとえば、雨の日に洗濯物を干す空間にもなっていました。

また、洗濯の動線を考えるうえでも、「①洗う→②洗ったものを干す場所に運ぶ→③干す」の間に、洗ったものを置く場所として使えますし、「④干したものを取り込む→⑤たたむ」の間に、取り込んだ洗濯物の一時置き場にもなります。こうした場所があるのとないのでは、作業のしやすさが随分、違ってくるものです。

ところで、テラスやウッドデッキと縁側の違いは何でしょう?

ある大工さんの答えは、
「縁側は軒の下にあるから家の一部。ウッドデッキは家の外にあるもの」

たしかに、縁側は家の内であるようで内ではなく、外であるようで外ではない、いかにも日本的な「あいまい」な領域です。しかし、そのあいまいさが生活に「幅」を持たせてきたとも言えるでしょう。

平屋の住まいにおける洗濯についてお話してきましたが、平屋は使い方、工夫によって、洗濯をふくめ家事がしやすくなる住まいだとおもいます。

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