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コラム

サイディング外壁コーキング補修の手順と作業のコツ

サイディング塗装

2018年4月18日

サイディング外壁の目地に充てんするコーキングの役割は、住宅の揺れを吸収したり、防水性や気密性を保持したりすることです。

コーキングが劣化すると、ひび割れ以外に破断、肉やせ、剥離、チョーキング現象、欠落などが発生します。

コーキングを補修する手順は、既存のコーキングにカッターなどを使い切れ目を入れて剥がし、ハットジョイナーやボンドブレーカーを必要に応じて交換します。

コーキングが目地からはみ出ないようにテープを貼った後、目地にプライマーを塗り、30分程度経過したら、コーキングを充てんします。

サイディング外壁におけるコーキングの役割

新築される住宅の多くは。外壁にサイディングボードが使われており、板状に分割されたサイディングを建築現場で組み立てます。

サイディングの板とサイディングの板の間には溝があり、この部分は目地と呼ばれています。

この目地に充てんするのがコーキングで、柔らかいゴムに似たものです。

コーキングの役割は、住宅の揺れを吸収したり、防水性や気密性を保持したりすることです。

地震によって住宅に揺れが発生した際に、目地に充てんされたコーキングが収縮することで揺れを吸収し、サイディングにひび割れが発生することを防止します。

コーキング劣化を放置することによる悪影響

コーキングが劣化すると、ひび割れ以外に、破断、肉やせ、剥離、チョーキング現象、欠落などが発生します。

コーキングのひび割れは紫外線や雨などによって劣化し、弾力性が無くなり発生します。ひび割れが進行するとコーキングが破断してしまいコーキングの真ン中が裂けてしまいます。

コーキングに混ぜてある可塑剤(かそざい)は、コーキングを柔らかくする役割があります。肉やせは、この可塑剤が紫外線によって気化することで、コーキングから溶け出してしまい、薄っぺらい状態になることです。

コーキングがサイディングから剥がれてしまうことを剥離や欠落といい、コーキングの表面に白い粉が付着する状態をチョーキング現象といいます。

ひび割れ、破断、肉やせ、剥離、欠落が発生すると、雨水などが壁の内側に侵入してしまい、カビ以外にも、錆、白アリが発生することがあります。

錆や白アリによって住宅の寿命が短くなってしまうことさえありますので、注意が必要です。

また、劣化したコーキングの周辺からサイディングに亀裂が入ってしまうことさえあります。

コーキング補修手順とコツ

コーキングに深いひび割れや剥離、破断が発生している場合、サイディングの外壁を水洗いしてしまったり、高圧洗浄機で洗浄してしまったりすると、水がサイディングの壁の中に侵入してしまうのでやめてください。

コーキングを補修する手順は、まず、既存のコーキングにカッターなどを使い切れ目を入れて剥がします。

コーキングに発生したひび割れがひどい場合は、カッターで切れ目を入れた程度で、剥がれますが、剥がれない場合はラジオペンチを使い剥がします。

この作業で大半のコーキングは剥がれますが、完全にコーキングが無くなるまで、同じ作業を繰り返します。

一般的には目地の突き当り面、いわゆる目地底には、ハットジョイナーという金具があり、その上に絶縁テープのボンドブレーカーが貼ってある2面接着となっており、カッターなどで切れば簡単に剥がれます。

ハットジョイナーやボンドブレーカーがコーキングと一緒に剥がれてしまうこともありますので、必要に応じて交換しましょう。

ごく稀に、目地底にもコーキングが接着してある3面接着の場合があり、なかなか剥がれません。

なお、痩せているコーキングの場合は打ち増しを行います。打ち増しでは、既存のコーキングを垂直に切るだけで、完全に剥がしません。

次に刷毛を使ってコーキングを削った時に出たカスやゴミを落とした後に、テープで養生します。
この時に、コーキングを充てんする目地からはみ出ないようにテープをしっかり貼ります。

次に、刷毛で目地にプライマーを塗り、コーキングをしっかり密着するようにします。

塗り残しがないようにプライマーを塗った後、30分程度経過したら、コーキングを充てんするのが一般的です。

さまざまなコーキングがありますが、ウレタン(低モジュラス、ノンブリード)か、変成シリコン(低モジュラス)がおすすめです。

コーキングの上から塗装しますが、塗装のひび割れが発生することを想定して、塗料と同じような色のコーキングを選ぶことが好ましいです。

次に、コーキングガンを使い、コーキングを目地に充てんしていきますが、充てんが終わったら、へらを使って、空洞ができないように抑えるようにして均一にします。

コーキングが均一になったら、あまり時間をおかずにテープを剥がします。

コーキングは乾燥するまで、夏期は1日程度、冬期は2から3日以上かかりますが、7日以上放置してしまうと、塗料がしっかり密着しなくなります。

7日以上経過したコーキングに対しては、バリアプライマーやブリードオフプライマーを塗ってから、塗装します。

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