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松林秀典

三重県の省エネ調査機関の先駆けとして認定されたプロ

松林秀典(まつばやしひでのり) / 一級建築士

有限会社松林工業

コラム

季節感

2019年9月30日

テーマ:建築家の独り言(日記)

コラムカテゴリ:住宅・建物

彼岸もあけ、昼間は暑い日もあったりしますが、暑さ寒さも彼岸までなんて言葉もあるように、朝晩は少し肌寒さも感じるようになってきました。

とはいっても、台風の情報もあるようですし、まだもう少しの間は日中の暑さを耐えなければならない感じでしょうか。

ところで、彼岸の期間中に「おはぎ」を召し上がった方はいらっしゃいますか。

この「おはぎ」時には「ぼたもち」と言われて店頭に並んでいますが、違いを考えたことはありますか。

「おはぎ」と「ぼたもち」は、実をいうと同じものなんです。

最近では、年中どちらの名前も使って販売されているのでややこしいのですが、この名前は日本人の持つ季節感から由来されているのです。

今の時期、秋の彼岸には「萩の花」が見ごろになります。

この萩の花と形が似ていることから、秋には「おはぎ」。

一方で、春先の彼岸の季節は「ボタンの花」が見ごろになります。

秋の萩と対抗して、春には「ぼたもち」と言われるというわけです。

こういった季節感は日本の食文化とは切っても切り離せないものがあります。

その季節季節の食材が食卓に並んだりすると、ちょっと嬉しくなったりしますし、旬の食材となるとやはりおいしさも格別です。

最近は栽培技術などが進んだこともあり、季節食材でも年中食卓に並ぶようになりましたが、季節を感じることは大切なことだと思います。

また、開発が進んだり温暖化の影響で今まではあたり前の様に見ることができた花や木なども、なかなか見られなくなっていることも事実です。

日本人として日本に住んでいる限り、季節感をしっかりと味わう文化は子供たちに継承していきたいものの一つです。

そんなことを考えながら、「おはぎ」を食べてみるとなにか違った感じを得ることができるかもしれません。

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