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松林秀典

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松林秀典(まつばやしひでのり)

有限会社松林工業

コラム

時間的価値観と子供の感覚

今日でゴールデンウィークもおしまいですね。

僕はというと、現場が楽に終わった分休みが取れるかと思っていましたが、予想していなかった仕事が入ったりして、結局あまり休めないままに終わってしまいました。

とはいえ、昨日の子供の日は子供達と過ごす時間を少しは取れたと思います。

さてその子供の日ですが、本来の意味をご存知でしょうか。

祝日法によると「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と記されています。

母親への感謝が大切な要素の日だったのですね。

とはいえ、5月5日が子供の日となった経緯は、古来から端午の節句として男の子の健やかな成長を願う行事があったことからです。

そんな子供の行動と言えば、時間に対する感覚って適当な感じだったりするように思いませんか。

時間感覚が適当という意味で、よくある光景として、「ちょっと遊びに行ってくるね。すぐ帰ってくるから。」なんて出かけた子供がいつまでたっても帰ってこなくて、親は不安で仕方ない。1時間ほどして帰ってきた子供は平然と「寄り道しちゃって遅くなっちゃった。」なんて口にして、親からこっぴどく怒られるなんて話があります。

「すぐ」という言葉が、子どもと大人の時間感覚に違いがあるため、子供が怒られてしまう結果につながるのですが、
「すぐ」っていったいどのくらいの時間を示しているのでしょうか。

これは、人それぞれで違いますよね。

5分が「すぐ」という人もいれば、30分でもOKという人もいるでしょう。この価値観を子供達に押し付けることは、少し問題があるようにも思います。

ところで、「すぐ」の本来の意味を調べてみると、

すぐ【▽直ぐ】 の意味
出典:デジタル大辞泉

[形動][文][ナリ]
1 物の形などが、直線的で曲がっていないさま。「百折れ千折れ、五間とは―に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉
2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「―な心の持ち主」
3 ありのままであるさま。「―に知らせ奉ってはあしかりなん」〈平家・二〉

[副]
1 時間をおかないさま。ただちに。「連絡があれば―対応する」「兄は―と威丈高 (いたけだか) に母へ食ってかかりました」〈芥川・雛〉
2 手数がかからないさま。容易に。簡単に。「交番で聞けば道順は―わかります」「この問題なら―解ける」
3 距離的に離れていないさま。「店は―目の前にある」「―近くで火事が出る」→直ぐと →直ぐに

なんと、時間的な概念よりも先に「まっすぐ」という意味が出てくるのです。

つまり、「すぐ」という感覚を時間的な要素で考えるからこそ、子供と大人で(大人同士・子供同士でも)価値観の押しつけになってしまうと考えることができるのです。

じゃあ、「すぐ帰る」と言われたら、どう対応するべきなのか。

「すぐ」という意味が「直線的」というのですから、「寄り道しないで帰ってくること」という認識をすることが大切なのでしょう。

自分の思いより遅くなろうが、寄り道をせず、目的を果たしてまっすぐ帰ってきたならば、「すぐ帰ってきた」と認めてあげることが大切になります。

今回の例に挙げた子供の場合は、「寄り道」してたので怒られる結果には違いありませんが、「すぐ帰る」の言葉に時間的な概念を当てはめるのではなく、行動的な考えをもって見ると価値観を押し付けることなく、相手を受け入れることができるのではないでしょうか。

子供の時間感覚はあくまで適当という話から、若干それてしまった感じはありますが、こういった切り口から子供達の価値観を大人目線ではない所で受け入れてみるのも面白いかもしれませんね。

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