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松林秀典

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松林秀典(まつばやしひでのり)

有限会社松林工業

コラム

玄関

お家に入る時、必ず通る場所である玄関。

玄関の扉が、外開きになっているのはなぜだか考えたことはありますか?(引戸の場合もありますが扉で考えてみてください。)

これは、建物から外へ出る場所は出る方向に開く方が万が一の災害の時の避難がスムーズに行えるということと、日本人の場合玄関で「靴」を脱ぐため、扉が内側に開くと靴を置くスペースがなくなってしまうことにあります。

なんとなく納得しますよね。

海外の場合は、内開きがほとんどなんです。

これは、日本と違い靴を脱がないことにも理由があるのかもしれませんが、防犯的な効果もあるためなんです。

見知らぬ人が押し入ろうとしても、内開きであれば、体重をかければ食い止めることができることも想像がつくと思います。

日本と違い、海外は強盗なども多いため、玄関にも工夫があるというわけですね。

また、最近ではバリアフリーを考えて、玄関の「土間」の部分と室内の「ホール」の部分の段差を少なくする手法も最近では取り入れられてますが、上がり框(かまち)と土間との段差が300㎜くらいであれば、ちょうど框に腰かけて靴の脱ぎ履きができるので、実を言うと段差があることでも立派なバリアフリーと言えるのです。

さらに段差が大きい場合(古いお家は段差の高い場合が多いですね)は、沓脱ぎ石(くつぬぎいし)を置くことで段差解消したりしますね。

さらに、女性目線でいえば、その日のスタイルが決まっていることを確認するために「姿見」を玄関に設置することがありますが、あれは土間の部分に設置した方が靴を含めた全身がチェックできるので効果的です。

決して玄関扉の正面には設置しないようにしてください。(これには様々ないわれがあります)

また下駄箱の位置ですが、できるのであれば「下足」を入れる下駄箱は「ホール」側に置くことが理想です。

なぜなら、「下足」の下駄箱が「土間」にあると一旦、「土間」ゾーンに足を踏み入れて戻ってくる必要があるからです。

ただ、「下足」を「ホール」側に置くことは廊下が汚れそうで抵抗あるって方は「土間」においても間違いではありません。

どちらにせよ、脱ぎ履きのしやすさを考えることをお勧めします。

また、玄関の設計は奥行きを広くとるよりは、間口つまり横幅を広くとる方が靴もキレイに並ぶので整然とした感じにできます。

玄関で靴を脱ぎ履きすることは、家族の気持ちのオン・オフを切り替えるスイッチとなります。

お家に帰ってホッとできるような心地よい玄関の設計ができると素敵なお家になりますし、そういった玄関であればお客様もおもてなしされた気持ちになる空間ですので、かなり心地よい空間作りができると思います。

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