まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ三重
松林秀典

三重県の省エネ調査機関の先駆けとして認定されたプロ

松林秀典(まつばやしひでのり)

有限会社松林工業

コラム

江戸城再建?!

建築家のいいカンジ

2013年10月31日 / 2015年7月13日更新

日本という国は、江戸時代において諸外国から「緑豊かで活気のある素晴らしい町」と称されていたそうです。

現在では、緑豊かとはいえず、緑豊かな町では活気などとは程遠い状態になりつつあります。

そして、諸外国と大きく違うのは歴史的シンボル的な建造物が少ないということ。

日本はこれまで「スクラップ&ビルト」の精神で建造物を作っては壊ししながら成長し続けてきたため、古い建造物はあまり保存されていないんですよね。

これが諸外国の目線で見てみると・・・パリの凱旋門やロンドンのビッグベンといった歴史的建造物がその国の象徴として存在するのですが、日本(東京)では浅草寺の雷門が関の山であとはスカイツリーといった近代建築物になってしまいます。もっとも奈良の大仏や法隆寺などといった歴史的建造物はありますがあくまで地方都市のこと・・・首都には存在してないんですよね。

東京都知事は反対しているようですが、江戸城を再建する会というNPO法人がこのたび江戸城天守閣の再建を試算した模様でその額なんと350億円!!

木造で建築することにより長寿命の天守閣を作り、観光と木材輸出という線で経済効果を狙うということです。

オリンピックという諸外国の方々が来日するイベントを目前に控え、そういった歴史的建造物の再建というアイデアは素晴らしいと思うのですが、試算額がちょっと厳しいですよね・・・それにあくまで昔の資料からこんな感じの建物らしいという絵画からの図面復元ですので、本来の江戸城の姿かどうかも歴史的に疑わしくなってしまう可能性も出てきます。

日本という国において戦国時代というの一つの歴史の象徴であり、その際に建築された城というのは歴史の象徴ともいえるのですが、実物をイメージしたレプリカを建築することで本当の意味で象徴となれるかどうか僕には疑問に思います。

ただ、津市出身の僕としては築城の名手藤堂高虎公が建立に関わっている江戸城の再建については非常に興味があるということも心の片隅では思っております。

今回の再建については3代家光公の時に改築されたものを再建するとのことなので家康公に命じられて江戸城を手掛けた高虎公とは関係ない部分であったりするのかな・・・けど3代将軍までは高虎公を信任されていたようなので改築の際は意見をされていたのかな?

なにはともあれ、歴史的な建造物の再建のニュースが飛び込んできたのでロマンを感じ今日のコラムとさせていただきました。

「城」とは「土が成る」と書きます。しっかりした城を持つことで、その武将の地盤が築かれて、天下を制していく象徴となったことから成功の象徴だったのかもしれませんね。

この記事を書いたプロ

松林秀典

松林秀典(まつばやしひでのり)

関連するコラム

松林秀典プロのその他のコンテンツ

Share

松林秀典プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
059-226-1545

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松林秀典

有限会社松林工業

担当松林秀典(まつばやしひでのり)

地図・アクセス

松林秀典のソーシャルメディア

facebook
Facebook

松林秀典のソーシャルメディア

facebook
Facebook

松林秀典プロのその他のコンテンツ