まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ三重
植村浩太朗

一人一人に合った寝具で快適な睡眠へと導くプロ

植村浩太朗(うえむらこうたろう)

株式会社快眠屋おの

お電話での
お問い合わせ
0596-37-6010

コラム

低反発マットレスの是非

コラム

2013年8月16日 / 2015年5月1日更新

マットレスや敷ふとんを論じる上で、決して避けては通れぬキーワードの1つが「低反発マットレス」でしょう。





低反発マットレスと言えば、テンピュールやトゥルースリーパーが有名ですが、
今やスーパーやホームセンターでも購入できるほどに低反発マットレスは我々の寝生活に浸透しています。
またテンピュールなどのブランド名は知らなくとも、低反発という言葉なら知っているぞという方も多いのではないでしょうか。


低反発マットレスの原型は、ロケット打ち上げ時に宇宙飛行士にかかる強烈なG(重力)を
軽減するためにNASAで開発されたものです。
荷重を軽減するために開発された素材ですから、人間が横たわった時に身体が圧迫されることはほとんどありません。
寝具業界流に言えば、体圧分散性に優れているということです。

そのため、長年使用するうちに弾力が失われ薄くなってしまった布団(俗に言うせんべい布団)に寝ている方や、
カチカチの金属コイルのベッドマットレスに寝ている方が、低反発マットレスに寝ると気持よく感じてしまいます。
これまで彼らを悩ませていた肩や肩甲骨、腸骨に発生していた局所圧迫から開放されたわけですからね。


しかし残念ながら低反発素材には致命的な欠点がいくつかあります。


①お尻が沈み込み過ぎてしまい背骨のS字カーブが崩れる

②身体が埋まり込んでしまい寝返りが打ちづらい

③通気性が悪く蒸れやすい

④夏と冬で硬さが変わる

⑤耐久性が低い


個人的に最も問題視しているのが②の寝返りの打ちづらさ。

低反発マットレスメーカーは体圧分散性が良いので寝返りが減りますと言っていますが、
それは寝返りが出来ないから結果的に寝返りの回数が減ったように見えるだけです。
低反発素材は別名メモリーフォームとも言われており、身体の型をとったようにハマり込んでしまうため、
寝返りが非常に打ちづらいのです。

悪者にされがちな寝返りですが、寝返りにはノンレム睡眠とレム睡眠の切り替え、
日中酷使した筋肉のストレッチ、椎間板の回復、ふとんの中の温湿度の調整など、
睡眠において極めて重要な役割を果たしていますからむやみやたらに減らせばいいというものでは決して無いのです。

他にも①の背骨のS字カーブの保持という視点から見ても、低反発マットレスは望ましくありません。
表層部分にわずかに低反発素材を使用しているだけなら問題ないこともありますが、
低反発素材オンリーのマットレスであったり、低反発素材だけでなくとも
かなりの割合を低反発素材が占めているケースは注意が必要です。





また③の通気性に関しては、低反発だけでなくウレタン系のマットレスはほぼ全て悪いです。
メーカーはオープンセル構造になっていて通気性が良いと表現していますが、
これはあくまでオープンセル構造になっていないウレタンと比べて涼しいだけであって、
実際に使って涼しいかというとそうではないんですよね。

通気性と体圧分散性を両立させた素材としてはジェルトロンマットレスが最高でしょう。


低反発マットレスは確かに体圧分散性においては非常に優れたマットレスですが、
背骨の保持や寝返りのしやすさといった点には大いに不安が残るため、私は否定的な立場をとっています。
当店では一切販売していません。




----------------------------------------------------------
快眠屋おの オーダーメイド枕とベッドの店
http://www.kaiminyaono.com/

〒515-0505 三重県伊勢市西豊浜町明野4951-3
TEL : 0120-12-3359
E-mail: kaiminnya.ono@gmail.com
-----------------------------------------------------------

この記事を書いたプロ

植村浩太朗

植村浩太朗(うえむらこうたろう)

植村浩太朗プロのその他のコンテンツ

Share

植村浩太朗プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0596-37-6010

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

植村浩太朗

株式会社快眠屋おの

担当植村浩太朗(うえむらこうたろう)

地図・アクセス

植村浩太朗のソーシャルメディア

twitter
twitter
2017-01-26
facebook
facebook

植村浩太朗プロのその他のコンテンツ