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伊藤寿浩プロのご紹介
特許や商標など、知的財産全般のトータルサポートを行う(2/3)
中小企業も積極的に支援
伊藤さんは三重県生まれで三重育ち。関西大学工学部卒業後、大手の食品メーカーに入社しますが、ほどなく退社。その後の再就職を考えた際、資格の必要性を感じ、頭に浮かんだのはメーカー時代に知った弁理士という職業でした。
「法律家というと文系出身者がほとんどですが、弁理士は理系出身の法律家という言葉に惹かれました。発明者に代わって特許などを申請するわけですから、その技術が理解できないと仕事になりません。理系出身の自分としてはやりがいもあるし、すごくおもしろいと思いました」
三重県で弁理士試験の勉強を始めましたが、地元では弁理士試験に関する予備校の授業種や情報量が乏しかったため、再び単身大阪へ。試験勉強を始めた一年目は、試験浪人としてバイトで生活費を稼ぎながら半ば独学で基礎を徹底的に詰め込み、弁理士試験対策として行政書士試験にも合格。翌年からは特許事務所で実務を経験しながら勉強し、約二年の勉強期間で見事に早期合格を果たします。
大阪の特許事務所で働いた後、2006年には名古屋に戻って大手の特許事務所に入所。大企業を中心に様々な案件を扱い、2011年に副所長に就任してからはさらに幅広い業務を担当することになりますが、心の中で葛藤もあったようです。「大手特許事務所では大企業からの依頼が中心です。大企業は専門の知的財産部があるため仕事効率は良く、依頼件数も安定して多いです。一方、中小企業は発明の纏め方などに慣れておらず依頼件数も不安定なので、大企業からの依頼と比べるとどうしても手薄になる傾向がありました。しかし、このように知的財産に慣れていない中小企業こそ、もっと力を入れてサポートすべきではないかとの葛藤がありました。」
中小企業の案件を担当した際、その経営者や担当者らの人間味あふれる人柄を知るうちにその思いはますます強くなり、自らの経験や実績をもっと中小企業に役立てたいと考えるようになった伊藤さんは、2016年ついに独立。「I.T.O.特許商標事務所」のIはInvention(発明)、TはTrademark(商標)、OはOwnership(所有権)の頭文字を表し、伊藤さんの名前にも掛けています。事務所名は、「発明発掘から商標登録など工業所有権を含む知的財産権のトータルサポ―ト」ができることを表しています。
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