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上田佳苗プロのご紹介
働きたい障がい者を「農業×福祉」でサポート。2年以内の就労を目指します(1/3)
就労訓練を行う就労移行支援事務所と、雇用の場となるバナナ園を運営
障がいのある人などが農業に従事し、生きがいを持って社会生活を送れるよう支援する「農福連携」。高齢化による農業の担い手不足の解消も図れることから全国で注目され、三重県内でもさまざまな推進ビジョンが策定されています。
伊賀市下友生地区にあるNPO法人「伊賀の友」もその一つ。就労を希望する障がい者が、実務などに必要な知識やスキルを身に付ける就労移行支援事業所として、2017年に開業しました。
「当方では主に、『伊賀ふるさと農業協同組合(JAいがふるさと)』さんと協力しながら、意欲はあるものの、思うように仕事が見つからない方と人材を求めている農家さんらをつなぐ懸け橋として日々、勤しんでおります」と創立者の上田佳苗さん。
国の主導で、企業における障がい者雇用が促進されているとはいえ「受け入れ体制が不十分なのでは」と疑問を提起します。
「就職しても職場の雰囲気になじめず、早々に離職してしまうケースもあります。それならば、私たちが事業を営んで雇い入れようと、2019年にバナナ園立ち上げに向けて動き出しました。収益があれば、お給料を支払うことができ、労働に対するやりがいが生まれ、モチベーションアップにもなります」
園では、岡山の農業者が開発した〝凍結解凍覚醒法〟でバナナを栽培。皮まで食べることができ、栄養価が高いのが特長です。近隣の野菜農園から土地を借りて整地し、岡山でノウハウを学ぶなど3年がかりで準備を進めてきました。
「忍者の里・伊賀にちなんで『NINJAバナナ』と名付けました。これで地域も盛り上げたいですね」と意気込みます。
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