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コラム
あなたの人生脚本は
2020年7月2日
人生脚本とは、エリックバーンが提唱した心理学のロジックです。
人は誰しも幼少期に自分の人生のシナリオを作り、その台本通りに演じて人生を送っていくというものです。
多くは、両親や養育者など、多く関わりを持ってくれた人の観念を受け継いでシナリオが作られると言います。
もし、あなたが生き辛さを感じていたり、なりたい自分があっても無理だと諦めていたり、対人関係に悩んでいたり、同じ失敗を何度も繰り返すことがあれば、人生脚本が影響しているのかもしれません。
人生脚本の例として、よく挙げられるのがマリリンモンローです。彼女は結婚と離婚を繰り返しています。”幸せは長くは続かない”という脚本を持っているのです。
マリリンモンローは、シングルマザーの家庭で育ちます。母親の病気が原因で親戚や他人に預けられ、10か所以上の家を転々としています。それぞれの家で愛される経験はしますが、信頼する養育者との辛い別れを何度も経験します。その中でモンローは、愛し、愛されても結局はその愛は失わなくてはならない、という価値観をもつようになります。
愛すれば愛するほど、別れは辛いものです。ですから、どうせ別れがくるならこれ以上愛が深まらないうちに、という想いが湧き、自ら別れの道を選んでしまうのです。
このように、愛し合って結婚する⇒愛すると辛い別れが来る⇒これ以上愛さないように離婚する⇒1人は寂しい⇒また結婚する、という人生のパターンが繰り返されるのです。
全て無意識です。
もし、あなたが同じことを繰り返しているな、と感じることがあれば、人生脚本を勉強してみるのも良いかもしれませんね。
なりたい自分になれない、対人関係が円滑にいかない等があれば、よりよくなることを阻んでいる観念は何かを洗い出すことは、とても価値があることです。
目標達成を阻むものは無知と怖れです。
無知は勉強して知識を得ると解決できます!
ご自身の人生のために、是非学んでくださいね。
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