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菊岡かつら

人の心に響く「話し方」を伝授するプロ

菊岡かつら(きくおかかつら) / 話し方スクール経営

株式会社ヴォイスコレクション

コラム

自己紹介のススメ

2020年6月3日

テーマ:話し方

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 対人関係療法プラス思考 トレーニング目標設定 コツ

あなたは、どんな自己紹介をしていますか?

私のセミナーで受講生の方のリクエストにより
自己紹介の練習をすることがあります。
”緊張して上手く言えないんです。”
”名前を言って、よろしくお願いします~!くらいしか言うことがなくて”
なんて話を良く聞きます。

自己紹介の目的は何でしょう?
自分を知ってもらい、名前を覚えてもらうことですよね。

明るく、爽やかに!
相手が聞き取りやすいように、ゆっくり、はっきりと話す。
特に名前はゆっくり話すことが大切です。

実際、自己紹介を聞いていると
名前をサラッと言い過ぎてしまい、
ん?! なんて??
ってこと、よくあります。

自分にとっては聞き慣れ、言い慣れた名前ですから
サラッと言ってしまいがちですが、
相手にとっては初めて聞く名前。

とにもかくにも
ゆっくり、はっきりと。

場合によっては、名づけられた時のエピソードや
名前にまつわる思い出などを付け加えて話すのも
印象付けることができるでしょう。

私の場合、”かつら” という名前は
桂の木が由来だということ。

オリンピックをはじめ、スポーツの祭典などで
勝者に贈られる月桂樹の冠。

「縁起の良い時に使われる桂の木から
縁起の良さにあやかって、良いことが沢山ある
幸せな人生を送れますように・・・との想いで
両親が名付けてくれました!」
とか、
「私の名前にちなんで
実家の庭には私と共に成長してきたノウゼンカツラの木があり
両親が大切にしてくれています!」  (本当の話です)
なんて話すこともあります。

または、名刺をお渡しする際に”芸名ですか??”って
聞かれることが多いもので、
「菊岡かつら と申します。
芸名ですか?なんてよく尋ねられるんですが本名なんです~!
京都らしい名前ですね!とも言われるのですが、
実は奈良県出身なんです~!(笑)」
なんて話したりもします。

特に親しみを持ってもらいたい場であれば
「友達からは、〇〇ちゃん!って呼ばれています。
皆さんも是非、そのように読んで下さいね!」
なんてお願いしてみると、案外呼んでもらえることも多いですよ。

名前を言うだけより、名前に関連したエピソードを付け加えると
より印象深くなり、名前や存在を早く覚えてもらえるでしょう。

また逆に、他人の自己紹介がある時は
積極的に耳を傾け、名前を覚え、
人となりを自分なりにイメージして心のアルバムにおさめましょう。

その後、用件だけを話すのではなく、
「◎◎さん!これお願いしますね!」など
名前を呼んで関わることもおススメします。

名前を呼んでもらうことで
自分に関心を持ってくれている!
丁寧に関わってもらっている!と感じ、嬉しいものです。
名前を呼び合うだけでも、コミュニケーションの質がアップしますよ!

万が一名前を思い出せない人がいたら、
「ごめんなさい、お名前をもう一度教えて頂けませんか?」と
正直に話しかけてみることもおススメです。
聞かれた人も、相手が自分の名前を覚えようとしてくれているのは
とても嬉しいものです。

自己紹介の目的を意識し、印象に残る自己紹介をして下さいね!
 

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