更年期障害に効果的な漢方薬
更年期障害の症状の1つに吐き気があります。自律神経の乱れが主な原因ですが、めまいや頭痛によって引き起こされることもあります。
食事のとり方に気を付けて、ストレスをためないような日常生活を心がけましょう。
吐き気も更年期障害の1つ
更年期障害の症状の1つとして、吐き気が襲ってくることがあります。
多くの場合では頭痛、めまいといっしょに引き起こされることが多くなっています。吐き気がひどくなると本当に吐いてしまうこともあるので、外出が怖くなってしまうなどの弊害もあります。
食事をすると吐き気が起きるので、極力食べたくないという気持ちになり体重が落ちてしまうこともあります。
原因としては、エストロゲンの減少による自律神経の乱れで消化器の機能が落ちてしまっていることです。
吐き気の原因と対処法を知ろう!
吐き気を引き起こさないように、急にたくさんの量の食事をとることは控えましょう。調子が良いからといって多くの食事を取る胃腸に負担がかかり気持ちが悪くなってしまします。
気分が悪くなったときも、慌てずに深呼吸して、まずは気持ちを落ち着かせましょう。自律神経の乱れが悪さをしているのですから、自分の気持ちをコントロールするようにリラックスすることで楽になるはずです。
吐き気を引き起こすめまいや頭痛を減らすことも、結果的には予防につながります。めまいはストレスや自律神経の乱れからなる脳の血行不良です。
そのため、常日頃から血行を良くするように意識することが大切です。疲れない程度の運動を心がけ、しっかり湯船につかって入浴しましょう。服装は身体を冷やさないものにし、ストレスもできるだけためないように。クイズや計算などで頭を動かし脳の活性化を図ることも、血流量を上げることにつながります。
頭痛でも、その原因となるものを避けるようにします。
首まわりや肩周辺がこると頭が痛くなりがちです。同じ姿勢が続いたら、定期的に休憩を取りストレッチやマッサージでコリをほぐしましょう。ツボの刺激も効果的です。
上半身や頭部を締め付けるようなファッションも要注意です。重いアクセサリーやきつい下着や服装もひかえましょう。髪をひとつにきつくまとめたり、度の合わない眼鏡も頭痛の原因となるので、心当たりがある人は調整してください。
東洋医学で吐き気をケア
鍼灸や漢方で辛い症状をケアできます。
吐き気
鍼灸のツボ 中晥(ちゅうかん)・・・お臍から鳩尾の丁度半分の位置
上晥(じょうかん)・・・・中晥の上指一本上
三陰交 ・・・・・・内くるぶしの上指四本上
漢方
健胃顆粒(けんいかりゅう)+晶三仙・・・・タンパク質・小麦粉等の炭水化物・米類の炭水化物の消化を助けます。
食後に各一包を服用していただくと、胃がスーと楽になります。
晶三仙に含まれている
さんざし・・・バラ科のミサンザやサンザシの成熟果実が肉類・脂っこい物の消化を助けます。
麦芽・・・・イネ科のオオムギを発酵させ、これを乾燥させたもの。うどんやパンなどの小麦粉製品の消化を助けます。
しんぎく・・・小麦粉・スフマ・紫蘇などを混合し発酵させたもの。ごはんなど米製品の消化を助けます。
食養生
消化に負担がかかりやすい、動物性たんぱく質は極力減らして、和食中心に心掛けましょう。
動物性の中では、鶏肉がおすすめです。