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三田村勝利

「奇跡の一枚」を撮影するポートレートのプロ

三田村勝利(みたむらかつとし) / カメラマン

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コラム

振袖の柄選びに困ったら古典柄を選ぶ

2016年5月18日 公開 / 2016年5月24日更新

コラムカテゴリ:趣味

 今年もそろそろ成人式の振袖選びに迷われる時期だと思いますが、

私がこれまでコマーシャルの分野で和装洋装問わず長年に渡り撮影してきた経験と
実際に何百人と一般の方の振袖撮影をしてきた経験からお話ししたいと思います。
 特に写真撮影をお考えの方にとって如何に写真映えするかに焦点をあて説明しますので、
一生に一度の振袖選びをミスしない為にもご参考にして頂ければ幸いです。

 今回は「柄」のお話です。
「今年の流行はキュートでポップなレトロモダン」
「今時の若い方にはよくお似合いです」
などと、キモノ屋さんに無責任なアドバイスされることあると思います。
ネットで振袖を探しても「キュート系」「モード系」「ポップ系」「カワイイ系」「レトロ系」などなど
レトロは古典とどう違うのと突っ込みを入れたくなりますが、
後々、必ず後悔しますので、借りたりましてや買ったりしないことをお勧めします。
それよりお母さんの着ていた振袖が古典柄なら是非もう一度着てあげて下さい。
古典柄こそ帯や帯揚げ髪飾りなどで無限のコーディネイトが楽しめます。

 こちらの写真を見て下さい。
典型的な古典柄ですが、彼女の生き生きとした表情と躍動感あふれる写真は、
本来おとなしい古典柄の振袖をより可愛らしくお洒落に見せています。
古典柄こそこんな雰囲気で撮影したいものです。
きっとお嬢さんが歳を重ねお婆ちゃんになった時、お孫さんに見せても全然古さを感じないと思います。
上手に保管さえしておけばお孫さんも同じ振袖を着れることでしょう。




 流行廃れのあるナニナニ系や有名デザイナーモデル、人気アイドルプロデュースなどなど
数十年経つと必ず古さを感じます。肝心なのは写真の撮り方
私の撮影はお客さんとの短い時間の中で、二十歳だから撮れる少女の頃の可愛らしさと
大人の女性の魅力を作品の中に閉じ込められるように日々努力しています。

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